同業で仲良しなＭが
お店をたたむ事になった。昨夜
店に来て報告を受けた。
衝撃だった
いつも
第一線でやってのけてきた人だから。

理由は
身体がもうボロボロらしい。
元気キャラで
グイグイ呑むのが
そして、お客様にのませるのが売りの店だった。
キャラは変えられないとずっとずっと3人の子供を抱えながら
頑張ってきた。

そんな子供達も上２人は巣立ち、自立して
一番下の娘が高校二年生になった。
今の店をたたみ
同じ街で
居酒屋を始めるとの事。
それも、一番下の娘と。

常々Ｍは言っていた
最終目的は
『ねえねみたいに娘と仕事したい』ねえね…とは
アタシの事。

居酒屋
オープンしたら
同伴でバンバンつかう。

Ｍには
随分助けられた。

辞めたいと思い
Ｍの店へ最初の頃、よく行っては
叱咤、激励されて
新顔のウチへ自分のとこのお客様引き連れて度々来てくれた。
Ｍには恩を感じてる
ただ、それだけじゃない
アタシはＭが
大好きなんだ。

子供第一
シングルマザーで
夜
酒でベロ酔いになっても
学校の行事を怠った事はない。
尊敬する。心から。
子供達を愛して止まないＭだからこそ必死になって
仕事駆け抜けてきたのだろう。
そんなＭが
お店をたたみ
今度は娘と居酒屋。
心から健闘をいのる！

お店たたんでも
同じ街

Ｍはエプロン姿で
出迎えてくれるだろう。

よく頑張った

だから
最終の日には
お疲れ様と
長年の夢だった娘との再出発に
最高の拍手と門出を祝いたい。