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カニとそばで

カニの甲羅揚げです。召し上がれ

皆さんの中には明日から出勤とか「ああ‥正月も終わったな」とかでブルーな気分の方も多いでしょう。
私の場合、体重が5日で3.5kg増えてブルー通り越して紫色になってます。
病院で毎朝体重聞かれる手前、看護師には1.5kgしか増えていないと報告してます。これを「ウソも方便」「秘すれば花」という。格式高い秘技です。

昨日までカニのカーニバル、あと、そば三昧でした。カニは最近しょっちゅう夢にでてきて私から食べられたがっていたし、そばは私の兄が旨いダシを仕込んでくれたのでスープ全飲で3杯ですわ。あと、LOOK 茶 ア・ラ・モード食べたのも効いたのかと(冗談ですヨ)
おかげさまで今日からインド修行僧なみの食事をしています。

さて。先ほど「秘すれば花」とか格言?を述べました。
私が昨年衝撃を受けた故事の一つに「南で鐘を叩き、北で寝首を掻く」というのがあります。
人は2つのことを同時にできない。1つのことに気が向くと他の方が疎かになる傾向が強い。それを利用しようとする故事というか戦略を表した言葉です。

この「人間は1つのことに注意が向くと他方が疎かになる」という特性はよく悪用、利用されます。数例ご紹介します。

@ある当て屋の手口
カモの車の前後を挟み車を運転、後ろの車が急にクラクションを鳴らす。同時に前の車が急ブレーキ。カモの車の運転手はクラクションに驚きバックミラーを見るので反応が遅れ、前の車に衝突。後車は逃げ去り、前の車のその筋の者は莫大な修理代、頭が痛いとか言って延々慰謝料、治療費を請求し続ける、といったもの。

A火事場泥棒。言うまでもない。

B手品でも応用される。片方に注意を引き、反対側で細工する。

Cあと、人が2つのことに集中できないというリアルでおもしろい昔話がある。確か小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の怪談集にあった話だと思う。
ある侍が断首される際、断首する侍に向かって「おまえの家系を7代祟り、潰す」と言ったという。
そこで、切る方の侍が「それほどの気持ちがあるのならそれが本当か、切られた首であの離れた木に飛んで行けるか。行けたら信じてみよう」と言ったという。
で、どうなったか。
切られた首は十数メートル(換算)飛び、その木にガッと噛みついたらしい。
回りの者は驚愕し恐れおののいた。そりゃそうでしょう。あり得ないことがあり得たんだから。その呪いはただのものではない。
けれど切った侍は言ったという。「呪いは起こらない。あの侍は木に噛みつくことだけに一心にとらわれ、呪うことを忘れていた」と。
実際呪いは起こらなかったという。

字数制限の関係でここでやめます。
さあ、皆さんも都合が悪いことがあるときには、相手を片方で驚かしたりして注意を引き、上手に騙そうではありませんか!(悪さ教えてどうする)
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