うどんを見るたび、中学生時代の国語の先生が生徒の眠気覚ましにおっしゃった笑い話を思い出す。
その先生が教員になる前、教員採用試験の時に、面接の先生からある質問をされたそうなんです。
「あなたはどんなうどんが好きですか」
で、先生、一瞬妙だなと思ったのですが、「ああ、これは緊張した自分をリラックスさせる質問なんだな」と思って笑顔で「天ぷらうどん、タヌキうどんでしょうか。あと、なべやきうどんも好きです」などと答えたそうなんです。
面接の先生がおっしゃったそうです。「いや、うどんじゃなくて、何の運動が好きなんですか」と。
私、その時、緊張してあれこれうどんに思いを巡らせた国語の先生のこと、見直しましたよ。いい話だと。ありがとうと。先生、どうしてるかなー‥。
あと、小学校時代の同級生の学くん、どうしてるかなー。
彼はなかなかユニークでしたよ。話し方が独特で、あと、前に出ることが苦でない子だった。
社会科の授業中、先生が教科書を開かせ、「原人、旧人、新人にはどんなものがありますか」と質問したところ、皆は教科書を見ながら「北京原人」とか「アウストラロピテクス」とか「クロマニヨン人」とか言っていたのですが、教科書に載っているすべてを言い尽くし、ちょっと沈黙になった時、彼、「ハイ!」と元気よく手を上げたんです。
で、何と言ったと思いますか。
「ホッキョウ原人と言うのもいます」と回答したんですよ。
みんな大爆笑ですよ。彼、北京原人のことをホッキョウ原人と読んでしまったんですね。
いやー‥何の苦もない無邪気な時代でしたよ‥。
次回につづく。なんて
(^-^)ノシ