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いや〜昨日は笑った

いや〜昨日は笑いましたよ。

それもよりによって抜歯の診療台の上でですよ。

だってサ、昨日私、以前から不安だった左下奥歯の抜歯をするために歯科医院に行ってきたんですがね。

以前から歯科の先生が「奥歯の冠を外し、奥歯には根っこが2つあるので、歯を半分に割って、半分の方の根っこを抜きます。そしてブリッジをしていきましょうね。」などとおっしゃってましたので、「よろしくお願いします。」というわけで、昨日行ったわけなんですよ。

で、診療台に行った際、先生がまずおっしゃいました。

「痛みはありませんか」と。
そのときには腫れも痛みもおさまってた私。

「はい。ありません。」と。

そしたら先生、すかさず
「ほんっとうに抜くんですか!?」と尋ねてくるではありませんか。さも私が抜歯を頼んでいるように。

「は?」ですよ。
この場に至って「ええっ!?」ですよ。

「そっ、それは先生にお任せいたしますよ。お願いしますよ〜先生ハハ‥ハ‥。」


まじめな先生なんです。40くらいの。

それから速やかに麻酔に移行したんですがね。

私、この先生の、抜歯に対して「ほんとうに抜いていいの?」みたいな、判断は本人任せみたいな、そのドリフのギャグみたいな無責任な表現に、止めても止めても湧き出してくる笑いを止められなくてですね。麻酔1本うたれた際に「プッ‥ククク」と吹き出してしまったんですよ。

先生や歯科助手の方からすればびっくりでしょう。麻酔うたれた患者さんがいきなり笑い出したんですから。

「!?」(←先生)

キョトンとする先生の表情がおかしくて、私、さらに吹き出しちゃいましてね。しばらく笑わせてもらいました。「すみません、思い出し笑いです」と弁解しましたがね。

いや〜ほんと笑いましたよ。

その後は先生の手元がくるわないように悲しいことを想像して笑いをこらえましたがね。そうでもしなければ、抜歯中笑い続けて伝説を作るところでしたよ。


抜歯後の晩御飯はおかゆと煮魚です。
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