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緊急寄稿 ボス、マルちゃん正麺醤油味を評価する

最近、テレビコマーシャルで大々的に出ているマルちゃん正麺。役所広司さんがいい味だしているあのCMのラーメンを私ボスは食べてみました。
具材はラーメンの味をストレートに味わうためシンプルに白菜の青い部分のみ。お湯、茹で時間も表示どおり。

出来上がりの麺の景色は画像のとおり。


十八番角切り。多加水麺のもっちり感がよく表現されている。

おいしい。

インスタントラーメンとしては最高峰の麺。

間違いない。

これを前提として、私個人の注文、というか意見。
やはり生麺のどっしり感を完全に復元できるまでには至っていない。乾燥麺の限界なのか。どっしり感では冷凍生麺には負ける。いかに麺を茹でた際に水分をまんべんなく吸収でき、かつ麺の表面にいかにつるめきを出すことができるか。私としてはそれが求められると思う。
マルちゃんには期待している(何様じゃ)。

スープは無難。

チキンとポークをベースにガーリックとショウガを効かせ味わい深くかつ後味がいい万人向けのスープとしている。
ただ、私としては「昔ながらの中華そば」とか、ふた昔前の「ラ王しょうゆ」に感じられる、いい意味での動物性のくさみを表現してほしかった。くさみ、とは耳触り・聞こえはわるいけど、食欲をそそる香ばしい、表現は難しいけど、プーンとした、シナチクに似た動物性の匂いです。あれが欲しかった。好き嫌いがあるからメーカーとしては避けたいのはわかるけど。

それにしても、日清ラ王しょうゆが同じこってりでも昔のくさみを変えているのは残念。初代のラ王しょうゆはほんとおいしかった。


マルちゃん正麺。
いいでしょう。

私はマルちゃんインスタントラーメンを食べるに当たっては、屋台十八番のノンフライ麺を食べる時みたいに「これはいかにもノンフライのインスタントラーメンだ」と割り切って、いわば「インスタントラーメンという世界で遊ぶ」スタンスも捨てがたいと思っている。

これは油揚麺である明星チャルメラを食べる際にも当てはまる。

インスタントラーメンは生麺復元の需要があってそれを目指すという方向性もいいけど、私はインスタントラーメンはインスタントラーメンという、生ラーメンとは違う「インスタントラーメンという食べ物」として楽しむのも好きだと思っている。

とにかく。マルちゃん正麺は立派。パッケージもいい感じのレトロ。スープにくさみがあればなお結構。
というボスの感想でした。今度はミソも食べてみます。
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