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映画「ベスト・キッド」を見て

抹茶アイスを和の空間で。ご一緒にいかがですか


さて。さっき金曜ロードショーでベスト・キッドを見たんですがね。

だいたい1年くらい前の封切り時から見たかったのですが見られなかった映画で。

今日見ました。

予想どおり、以前見たダイジェスト版で予想していたとおり、おもしろかった。


ジャッキー・チェン。いい味出してました。

年配の、得体のしれない人、実はカンフーの達人とかに、若い人が技を教えられる、という物語はジャッキー・チェン主演映画でたびたびありましたが、今回はジャッキーご自身が得体のしれない人、カンフーの達人ですよ。

ジャッキーもそういう年齢になられたということなんですね。

でも、ジャッキーからカンフーを教えられるのなら、効果は完璧です。


映画を見ていて、ほんとジャッキーには味があった。

人生において、ジャッキーみたいな、あるいは今回のジャッキーの役柄にあったような、その世界の超一流の経験を持った人間にものを教わるという経験は、めったにないことでしょう。


世の中には、もちろんカンフーに限らず、様々な道での達人がおります。

で、そうした達人の大部分は、地味に活躍し、そして地味に年老いて、そしていつしか地味に消え去っていくものなのです。


私はこれって、ほんともったいないことだと思う。


その人が、人生かけて築いた経験や技術は、ほんと財産です。無形文化財みたいなもの。

経験を積んだ人には、それぞれ無形の文化財があるんですよ。
長い年月、紆余曲折、試行錯誤して学んだ、築かれた無形文化財が。


これを若い人に効果的に伝えていく仕組みとかが、これからの世の中には必要なんじゃないでしょうか。


もちろん、若い人にはそれぞれしなやかな感性があり、それを先入観とか既存の価値観で固めるのは、若い人の可能性を狭めることにもなり問題ですが、それとは別に、やはり先人が築いた経験のエッセンスみたいなものは後世の人に伝えるすべがあっていいと私は思う。


ジャッキーみたいなそうそうたる経験を持った人からもの、わざを教えていただけるのはすごいことです。

私もいつか、何かの道で、若い人に私が学んだことを教える機会があれば、これは一生懸命に頑張りたいな、と思います。

ベスト・キッドのジャッキーを見て、そう思ったボスでした。
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