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ホルモンの話

生物学的なホルモンの話ではありません。

放るモン、つまり食肉として昔は使用しなかったという発音を語源とした、お肉系のホルモンの話です。

画像のホルモンの話です。
小さいでしょう話が。

でも、今日は他に勉強があるので軽いテーマで書いてみよう。


昨日、今日と、うちの地域ではお祭りのフェスティバルがあったんですね。

私は昨日、職場帰りにちょっとパレードをみてみようと思ってお祭りに行ったのですが、朝からサンドイッチ1パックしか食べておらずおなかがすいていて、そんなところで屋台の兄ちゃんらが鉄板で焼きそばとか焼き鳥とか焼いていて、そうした中でひときわおいしそうな香り、煙を上げていたのが画像のホルモンを焼く鉄板の屋台だったのです。


ホルモンはジュージューと焼かれ、脂がはぜ、そして甘辛そうなおいしそうなタレがかかり、更に焼き炒められて、いいツヤになり、いい香りが立ち上り、それはそれはおいしそうだったんですよ。


でも、その屋台、他に作っている焼きそばの値段は500円と貼られているのですが、問題のホルモンの値段は貼られていなかったんです。

そして、ホルモンを焼いている最中で、その包装パックである透明のセロファンのパックにどれくらいの分量が入り、それでいくらになるのかわからなかったんです。


まあ、私の中では500円だろうと。
でも、私はこのホルモンを家に持ち帰り、晩酌のつまみ、まあ晩酌と言っても牛乳なんですが、その牛乳のお供にするにはどれだけの分量が盛られるのだろう、生の豚ホルモンはふつう、グラム(100グラム)60円ほどだし、その費用対効果とかも考えなければだめだ‥とか、屋台のちょっと斜め、お店から1メートル50センチメートルくらい離れて、冷静に考えを巡らせていたわけです。


と申しても皆さん。ここで「ボスさんって案外小さいな」とか誤解していただいては困る。

私は真においしいものには1食5万円は惜しまない人間です。お寿司だって次郎さんところなら惜しみなく行く人間ですよ。

でも、私には、払わなくてもいいものには払わない、という信念がある。

サバの缶詰めが、今買い物しているA店で187円であるところ、明日寄るB店で148円で販売しているなら明日まで待つ人間ですよ。もちろん缶詰めは10個単位で購入します。


話がズレました。
で、私はホルモンの屋台の前で考えを巡らせていたんです。


そのときです。


いがぐり頭の中学生ら3人が次々に「ホルモンひとつ」「ボクも」とか、あっさり頼んで、買って行ったではありませんか!!!

私が何を興奮して記事、書いているのかと申しますと、無収入の、親からおこずかいをもらっている中学生の少年らが、ストレスに耐え勤労し稼いでいる私が購入を躊躇していた大人のひみつの食べ物、ホルモンを、いともあっさりと、何の方程式も、費用対効果も、量の把握もしないまま、速攻であっさりと購入して行ったという、この驚くべき事実なんですよ。


私は自己の価値観が崩壊するのを覚えましたね。


ホルモンはしゃもじでサッとひとすくい、95グラムほどだったと思います。
あれは高い。



でも、あれ、銀座の小料理屋さんで小さい信楽焼に半分の量乗ってきたら1200円は出すんだろうなぁ…


私もホルモン1つ、買いました。


ま、そういう経験をしたボスでした。
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