画像は愛知畜産加工協同組合製造、名古屋のスギモト販売のロースハム。
昔、丸大ハム社がCMで、「わんぱくでもいい。たくましく育ってほしい。丸大ハム」というフレーズで、狼のような眼をした野生的な親と子が、夕闇の中、焚き火の前でハムを焼く、というものをやってまして。
あのCMを見た頃からかな、ハムは野生味を帯びた肉製品だ、というイメージを持ってまして。
そんなハム、特にロースハムが私は大好きなんですよね。
ロースハムはやっぱり厚切りに限る。
厚切りにして、合間にレモンをかじりながら食べるのがいい。これが大好きな食べ方。
ハム本来の味が楽しめるのです。
あと、大藪春彦の小説「蘇える金狼」(野望編)で主人公の朝倉哲也が勤務先の東和油脂経理部に出社する前に、喫茶店で、禿げたマスターが焼いたハムステーキを旺盛な食欲で平らげるという描写を見てから、ハムステーキもいいな、と思ったりして。
高校生のころから、よく、焼いて食べたりもしたものです。
ロースハム、ぜいたくな食べ方としては、ハムを厚さ3.5センチくらいに切って、4枚くらいをステーキとして焼いて食べるやり方。
これも大大大好き。
いずれにしても、ハムにはレモンが欠かせない。
こうして食べるいいハムは、ほんとおいしいものなのです。