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若い頃の箸が転がってもおかしかった気持ちを取り戻すことは可能か

白玉あんみつですけど、よろしければ黒蜜をかけて、いかがですか。



さて、標題の「若い頃の箸が転がってもおかしかった気持ちを取り戻すことは可能か」ということなのですが。

ここ数年、私はいつも、「なんでこう、いつしか物事を楽しむことができなくなったのだろう」と思うようになっているんですね。

昔にはまさに、箸が転がってもおかしかった、という時代がありましたよ。

世の中に何の心配なことがなく、何か困ったことがあっても「なんとかなるよ」と楽観的に構えることができた時代が。


でもいつしかそうした時代は終わり、というかなくなって、今ではいつも、何か先行きに楽しさとか開放感とかすっきりした気持ちを持てなくなってしまっているんですね。

いつも気持ちに暗雲が立ちこめて、気分が晴れない。そういうふうになってしまっている。


思うにこれは、職場でのストレス、煮え湯みたいなものを飲んだりしてきたことによるトラウマ、そうしたものが、またいつ起こるかわからないという不安、死にはしないが心臓がバクつくような焦る事態とかがいつ起こるかわからないという心配とかが、かなり強固なものとなって頭の中にいつも存在していることが大きい、というか、そのせいだと私は思っている。


人は、食べていくためには自分の時間、労働力、思考等を売って、ストレスを我慢して耐えなければならないのはわかる。

苦痛により金銭を得、楽がある。わかる。


でも、そうした苦労で得る金銭以上のものよりも、時に私は、いや人は、大事なものをなくしているような気もするのです。


楽しく仕事ができ、生き生きとやる気があり、労働できる人は幸せです。


でも、私のように、何か自己の枠ギリギリの負荷をいつも抱えるような人は大変です。


箸が転がってもおかしかった時代を取り戻すことは可能か。
そうした気持ちを取り戻すことは可能なのか。

取り戻せればすばらしいことだろうな。楽しいだろうなぁ。取り戻したい。取り戻したいなぁ…

どうすれば取り戻せるだろう。


いつもしょっちゅう、そんなことを考えている私なのです。


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