いいイカが手に入ったので煮付けてみました。あと、ゴロワタの塩辛も作りました。
方法はかんたん。
まずはゴロワタの塩辛。
足をわたをやぶらないようにひっぱって、胴体から外し、足とわたを切り離す。
わただけを使う。
わたに付いている墨の筋をひっぱってとって墨を捨てる。
わたは洗って水気を拭いて、器に入れ、塩をサッとふって、醤油をかけて漬ける。1日置くとおいしいゴロワタの塩辛が完成。
これはアツアツごはんに合う。
次に煮付け。
イカの胴と足を洗って水気を切って、適当に切る。私は足の方は切らずそのまま、ただし目玉をとる。胴は2センチ幅くらいに切ることにしている。
煮汁(だし、タレ)は、しょうゆ2、酒2、砂糖1、みりん1、水1.5の割合。
イカ4杯ならしょうゆは60ccくらい。
それを煮立て、煮立ったらイカを入れ、軽く煮る。
あんまり煮ると固くなる。
ほどほどに煮たら、イカを上げ、煮汁だけを半分くらいになるまで煮詰める。
とてもいい、お祭りのようなにおいが立ち込める。
半分になった煮汁にイカを戻し、軽く煮絡めて完成。
非常においしい。大好き。
さて。題名の太陽はいつかは沈む、についてなのですが。
先先回の記事で、私の母親が入院していることを書きましたが。
私だって、いつかは老いるんですよね。
もちろんこの記事をお読みのあなたも。
老いない者はいない。
私の母親も、以前は体がしっかりしていた。
でも、老いた。
昔の人は特に、現代人より体を動かし鍛えられた人が多かったはず。
そうした人びとでさえも老い、体は弱まって、いつかは誰かにめんどうを見てもらわざるを得ないことになる。
それを考えたら、現代の、昔びとよりもはるかに体を動かしていない私たちは、昔よりは栄養状態は良いとは言え、体は動かしにくくなる人は多いわけで、当然、体は弱まりやすいのではないかと、そう思うわけですよ。
今は元気でも、必ず老いは訪れ、体は弱まり、いつかは介護が必要になる。
太陽はいつかは沈む。
いつまでもギラギラした自分ではないということ。
だから。そのときに向かって、少しでも自分のことは自分でできるように、できればその訓練を今からしっかりやっておかなければ大変なことになるな、と思っているということです。