東京からはいつも何かをもらう。
気分がろ過されるというか、リセットされるというか。
そうした結果のすがすがしさとかを。
私の今回の、上京の目的は、病院受診。
私の主治医は、すばらしい方。
アメリカのある大都市で、ベストドクターとして数年選ばれている方。
ドクターが日本にいらして、私は4回も手術をしていただいた。
このたびの検査で、治癒のご判断をいただいた。
8年越しの病だった。
これから私の人生の次のステージが始まる。
題名は東京さん、ありがとう。となっているけど、私は、命を救ってくださった先生、お世話になったすべての方々、運命に、感謝します。
お昼は、東京駅南口のエキュートのビーフカレー。
これを軽くいただいた。
軽く、というのは、他にマグロ大王の鉄火丼を別口で購入しているから。
カレーはどうしても食べたかった。
私はこうした、かんたんにカレーを出す店のカレーに非常に興味がある。
さらにこの店は、お客の回転がよい上に、カレーじたいの味がなかなかいいのだ。
よって、私は、こうしたお店のカレーのひみつをさぐるためにも、極力カレー、食べるようにしているのだ。
カレーは巷の書籍で、おいしい作り方は学べるけど、やはり実際にカレー、お店で食べてみないと、味の雰囲気、スパイスの感じ、落ち着き方、などなどがわからない。学べない。
だから私はカレー、こうしていただくのです。
このお店のカレーはよくいただくのだけれど、今回は方向性を変えたな、と感じた次第。
かつてのゴロゴロビーフはなくなり、コールスローは別器だったものが、今回、直接ライスの上に乗る形式になり量も3割減った感じ。
カレーのルーは、かつての黒々としたものから淡めの色となり、さらりとした感じで、スパイスをいくぶんきかせたものとなっている。
炒め玉ねぎを少なくしたのか。
マルメラータを少なくしたのか。
反面、玉ねぎの形は残している。具材として前面に出している。
味は、ちょうど、上野のデリーのカシミールカレーのスパイシーさをとった感じ。
おいしいのには変わりないが、個人的には少々残念さがある変更だった。