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安心してください。書いてますよ。

私が先日、ブログをお休みする記事を書いたことについて、ほうぼうから、やめないでコールがわき起こり、休むに休まれなくなったうれしい悲鳴のボスですけど。モジモジ


そうですか。そうなんですか。

じゃあ、お店、開けようかな。



でも、ボスは日中、じつは大変な仕事を抱えておりまして、お正月も休めるかどうかも不明なんですね。

だから、そうした間は、皆さん知ってらっしゃるかなぁ…ご存じないだろうなぁ。バスさんにお店を任せようかな、と。

バスさんのことを知ってる方は、まさに私の常連さんだけです。
アロマ珈琲別館でお食事メニューに対応しているスペシャリストです。


バスさんは、歯に衣着せずお話しする方で、私の分身とも言える信頼おける人です。


というわけで、今日は画像の飴色小鮒の佃煮と、レモンのマヌカハニー漬けで、ホヤビール。
バスさんと明日の仕事に備えているボスでした。


ボスリバイバルシリーズN犬好きの寿し屋

記事作成日:2008年11月15日

・〜・〜・〜・〜・〜・〜

かつて凄い寿し屋があった。

さびれた2階建てビルの1階。入った瞬間「ヤバッ」と思った。

「おーヨシ、おおーーヨシヨシ‥」
小上がりに腰掛けた小ダオルのはちまき姿に甚平着た、顔立ちが現場の作業員風のスレた感じのおっさんが夢中で犬をなでている。というか夢中で犬の毛を掻き回しているのだ。

非常にいやな予感がした。

「ラッシャイ」おもむろに立ち上がるおっさん。(店主かっ…)

「っさ、何にしましょう」

  ! ……… !?

カウンターにストレートに回り、ポンっと手を打ち構えるのだ。
「ジャーッ」とか「ジャブジャブ」とか一切聞こえていない。というかまさにストレート。直球勝負。「犬なで」から間髪入れてないのだ。おっさんのパッションが伝わる(そんな問題じゃない!)明らかに手を洗っていないのだ。
いやー悩みましたね。何かの間違いだと。ドッキリではないのかと。でも、おっさんは非常に意欲的な目で待つのです。

「なんとかしなければ」

苦渋に満ちながらマグロ2カン握ってもらいました。そしてちょうど壁におっさんと犬が写っているパネル写真があったので「あ、あれいいですね!!」と明るい声で指差し、おっさんがそっち見た瞬間、食べたふりして寿しをティッシュにくるみました。昔手品に凝っていてほんとうに良かったと思いました。
で、突然「あっ!駅に忘れ物した!すいません。ここでっ!!」と慌てたフリして勘定済ませ飛び出ました。苦い思い出です。

その他、いやだった寿し屋と言えば、タバコを遠い目をしてうまそうに吸っていた寿し屋、イクラが粘っていた寿し屋とかありましたねー。

あ−食べ物の思い出って印象に残るだけに「いい店を選ぶ目」を今後も養いたいものですよ…

浜名湖山吹の鰻で鰻丼を

鰻ぎらいの方にはわるいけど、今日のランチは鰻丼にしよう。


浜名湖山吹の鰻。



やわらかふっくら。


とろける鰻の滋味、旨み。深い味わい。



うーん、これが鰻、鰻ですよ。



このおいしい鰻がいつでも家庭でいただけるのです。ありがたいじゃありませんか。

株式会社浜名湖山吹の鰻は、串つき、タレ・山椒セットで1800円弱での提供です。


本日アロマ珈琲別館で、鰻丼、デザート、プチケーキ、珈琲とセットで2000円でお出ししております。
午後3時までのご提供となります。

ボスリバイバルシリーズO したたかな人

私が長期入院していた2009年5月21日の記事です。

・〜・〜・〜・〜・〜・〜

ミルクくず餅です。黒蜜でお召し上がりになってお読みくださいね


さて。「したたか」とは皆さんご承知のとおり「強か」「健か」と書き「手ごわい」とか「強く生きている」という意味ですね。

私の入院している病室にまさにこの言葉がピッタリ当てはまる方がいらっしゃいました。3週間ほど前に入院され、先週退院なさいましたが、この方の特徴は強烈でしたね。転んでもただでは起きないような方だったのです。差し障りのない範囲で述べますね。

年齢62、3歳、しゃべる声がルパンV世が「フ〜ジコちゃ〜ん」と甘えて言う時の声、入院数時間後に隣、向かいなどのお年寄りを「オ〜ヤジィ」と甘えた感じで呼び始め、次の日には10年来の友人みたいに馴れ馴れしくなり、随時機関銃のように他人に話しかけ、目が合っても確実に話しかけ、時に日常会話ではふつう出にくいような個人情報などをさりげなく引き出すというツワモノなんです。

私、その方が最初部屋に入ってきた瞬間に「この方ヤバッ」と思いましたね。「ヘタに付き合うと骨の髄までしゃぶられるぞ」と。わかるんです。勘で。で、時々見せる冷酷な目とか虚勢を張った歩き方とか、その他の「危険な匂い」がある。

確かに第一印象、主観、先入観だけで人を判断してはいけませんよ。私も他人を評価できるような人間ではありません。
でもですね、危険回避の面で経験上の知識、勘を参考に利用するのは大事ですからね。

で、私の対応としては「できるだけ淡い付き合い、話しかけられたら最小限の回答をすることにしよう作戦で行こう」と思ったのです。

もう、他のおじいさんたちは住所、家庭環境とか資産レベルまで聞き出されている感じです。おそろしい。
気の弱い感じのおじいさんはベッドで実際に膝の上に座られて甘えられたりして、子どもだって恥ずかしくてそんなスキンシップしないぞみたいな、妙な性的嗜好があるんじゃ‥みたいな、そんな感じになっているんですよ。片方80近くのおじいさん、膝に座るのが60すぎのおっちゃんですよ。どう見てもおかしくはないですか。ふざけるにもほどがある。

そうこうしているうちにやはり同室。翌日には私にも話しかけて来たんです。
最初は丁寧な言葉使いで。私の病名などから。
やがて私が飲んでいる珈琲の濃度が濃いか薄いか、で「オレって珈琲大好きなんだよなぁ」とか「オレもその器具買ってこようかなー、でも外出できないんだよなー」とか「一口でも飲みてえなぁ、薄いやつが好きだな」とか。

やられましたよ。

その方の入り込んでくる手法は実に巧妙なんです。ある程度礼儀を保ち話しかけ、会話を交わし、その後、親しみの度合いを急激に深めて行くんです。で、相手とすぐじっこんの友人めいた会話に進み、ここからがすごい。SF商法。何らかのサービスをし、その数倍の利得を引き出して行くのです。

例えば私に毎回珈琲を提供させる手法。
最初、私が減量していることから「減量にはオカラがいいぞ」と誰でも知っているレシピをノートにザラ書きしてよこして、いきなり恩義を作るのです。で、先の会話でしょう。で、私の「一杯さしあげますよ」の一言に「じゃ、あなたが珈琲作るときでいいからこれから入院中頼むわ」ですよ。

あとすごいのは身の固い私から携帯電話番号を引き出したテクニック。
事前にご自身の危ない人生経験、身の上をさんざん話し、ちょっと置いて私が油断した頃、近寄ってきて自分の氏名と携帯電話番号を書いたメモをよこして「何か困っていることがあったらいつでも電話して」と話すと。
で、戻り、5分後くらいに思い出したように「あ、そうだ。あなたの携帯電話番号メモで教えて」とくるんですよ。同室です。仲良いイメージをつくり断りようがない感じにして聞き出すんです。
あと、しつこく私の職業を聞き出そうとしましたがそれは言葉を濁しました。どう利用されるかわかりませんからね。

その後「今度飲もう」とかおっしゃってましたので、「私、ビール1杯で寝てしまうくらい飲めません」と言っときました。

皆さん、どう思われますかこの方。
確かに単に人付き合いに積極的な方なのかも知れません。ですが、その方の経歴とか伺うとかなりヤバかったりするのです。

いやーこのたびはほんと勉強になりましたよ。

締めとして。個人情報についてですが、巷でよく懸賞とかサービス付きのアンケートハガキとか、ポイントカード作成用紙とかになぜか「生年月日」を書かせるものがありますが、あれは極力書かないでくださいね。私は微妙に違う情報書いたりしています。ナントカも方便(企業の方ごめんなさい)。でもなんで公的機関の証明書でもあるまいしそこまでの情報を求めるんでしょうかね。必要ないでしょう。企業が顧客管理上必要なだけ。で、一流のカード会社とか生命保険会社でさえも間違って個人情報を流出させてしまうことがあったりするのです。ハッカーもいるし。
情報売られたり悪用されたりしかねませんから。安易に生年月日とか携帯電話番号とかは出さないようにしましょうね。

余談ですが、昔、占いの本に「華僑の方(中国の、商売で莫大な財をなした方々)は決して自分の生年月日を明かさない。ライバルに、自分の運勢の弱い時期とかを占われ、攻撃されたりするからだ」という文章を見て、私、「確かにそうだよね」と、中学生時代から生年月日は極力明かさないことにしたんですよね。

いや、今日は私、イジワルで被害妄想的な人間に見られたかも知れませんが「世の中、人間性善説ばかり通じるものではない」んですね。用心に越したことはなく、それでも手ごわい相手はいるのですから。
お互い気をつけましょうね。

軽くカツ重でも。

軽くカツ重でもいかがでしょうか。


いやー、しかし休みの前の日の夜って、なんでこう気持ちが楽なんでしょうかねー。


明日、起きる時間は同じとして、今日寝る時間も同じとしても、平日の夜に比べ、気持ちが楽でしょうがない。

しょうがない、というと変だけど、とにかく楽。


これであたたかい布団に入ったらアナタ、最高ですよ。


そんな夜。
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