今日も職場ではかなり多忙だったのですが。
お昼も、昼終了間際5分で食べて、それ以外はすべて仕事。
で、お昼ごはんを5分で食べて、トイレに行ったのですが。
トイレの窓際では、若者が、スマホをいじりながら小刻みに歯ブラシを動かしている。ゆったりと。マイペースで。
それはそれでいい。
でも、私は気になったのだ。
その、スマホをいじりながら歯を磨いている若者のそばのボックス、いわゆる大をするボックスには、人が入っているんですよ。
私は一気にあきれましたね。
あれじゃあ、ボックスの人、トイレ、しにくいじゃないかと。
歯をゆったりと磨いている若者、人の気持ちが読めないな、と。バカなんじゃないのかな、と。
私だったら、トイレのボックスの人がしやすいよう、早くサッと磨いて、いかにも「トイレから出ましたよ」とわざと音を立ててトイレから早く出るくらいの気持ちになるのに、それが武士のなさけなのに、そんなことすら思いもつかない若者がいるなさけなさ。
これって、私がおかしいのか、若者がふつうなのか。
どなたか教えてください。
あなたは「掃除の女性」にどんなイメージをお持ちですか。
「掃除の女性」とは、皆さんご承知の、駅とかビルとかで掃除をされている、淡いブルーとかの作業着を着た、それと同色の三角巾をされた、あの掃除の女性、いわゆる「掃除のおばさん」ですよ。
市原悦子さん主演の「家政婦は見た」の家政婦会社の、ちょっと世間ズレしたような経験豊富な方とか、あるいは機械的にトイレ掃除をされておられるとか、そうした女性をイメージされるのではないでしょうか。
ところが。
私の職場のビルにも、そうした女性、おばさんらがいらっしゃるのですが。
ここ3カ月くらい前かなぁ、ある掃除の女性が来たのです。
それがあなた、ものすごい美人なんですよ。
年の頃、40前かなぁ。
クールな、常識的な、ものすごい美人。
あの人に比べたら、私は北川景子や深田恭子でも色褪せて見える、いや、そんなレベルじゃないクールで上品で、それでいてあたたかい美人。
日本の掃除の女性では一番の美人でしょう。間違いなく。
いや、例えがおかしい。
掃除の女性でなくても、例えようがない美人なんですよ。
そんな掃除の女性が、3カ月ほど前、うちのビルにみえられたのです。
でも、いくら美人とはいえ、私にも常識がある。話しかけたりはしない。あいさつ以外には。
「おはようございます」とか、「おつかれさまです」とか、あるいは「今日も寒いですね」とか「昨日もここでお会いしましたね」とか。
けっこうバラエティに富む(笑)。
でも、あいさつの範囲。私にも常識がある。
でも、そうしたちょっとのあいさつも、私にはささやかな楽しみなのです。
そんな女性が、モップで廊下を拭いたり、トイレにしゃがみこんできれいにしたりしているんですよ。
妙なギャップがある。
どんないきさつで、そんな美人がビルの掃除をしているんだろう。
きっとご苦労されておられるんだろうなぁ。
で。
そうしたある日、私は驚きの場面に遭遇したのです。
彼女が、ビルを訪れた外国の方と、流暢な英語で話をしていたんですよ。まさに外国人の発音で。
どんな経歴の方なのだろう。
謎の女性。
さりげなく、遠くから今後も見守ろうと思っております。