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ミスターパーフェクト

うちの職場、私の向かいの席に、ミスターパーフェクトがいる。


仕事でパーフェクト、という意味ではなく、会議、打ち合わせで、必ず眠るのだ。寝てしまうのだ。
それも、9割方寝る、どころでなく、10割、つまり百パー、会議、打ち合わせで寝てしまうのだ。

だから私は彼のことを、頭の中で、ミスターパーフェクト、と呼んでいる。


会議で眠られると非常に困る。

うちの主催の会議で眠られると、相手になめられるし、はずかしい。

気が散る。

彼には常に、回りから、痛いほどの視線が注がれるが、痛いのは主に私で、彼は眠っているのでそれには気づかない。

会議開始後、5分経たないうちに、腕組をし、つまりはなから眠る積もりで眠るのだ。

そして、やがていびきをかく。


会議中、いびきをかきはじめると、私は彼を突っつかざるを得ない。

はずかしいから。

対外的にも、かなりはずかしい。



なんでも、彼は夜遅くまで、スマホでゲームをやったり、電子漫画を読んだり、映像を見たりしているらしい。

スマホのブルーの光は脳を刺激し、更にゲームや映像は脳を興奮させ、不眠症の原因になるのはわかりきったことなのに彼はあえてやめない。

睡眠や命を削ってまでもゲームの楽しさの方が重要なのならそれは価値観の問題だから止められないのだが、あれは間違いなく間違った快楽に溺れている依存症だと思うのでやめてもらいたい。
彼は車での長距離通勤もあり死んでほしくないし、いびきをかかれるのも困る。



明日は、私が数ヵ月かけて準備した会議があり、役員が30人ほど集まる。
私がプレゼンをし、各種資料を説明しなければならない。

実は、その席に、私の職場と相対する職場に所属の、先日議論でも衝突した、生意気な人間も出席するのだ。

昨日も私は疲れながらも午前近くまで準備をした大事なプレゼン。

その会議で、準備に何も携わらなかったこのミスターパーフェクトも私の隣に座るのだ。


私や、私の職場、組織が鼻で笑われてしまう。


ミスターパーフェクトには、明日、会議の前に、「○○さん、どうしても眠くなったら席を外すとかしてね。と部長が言ってたよ。」と言ってみよう・・。




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