竹鶴さんと飲んでいる。
竹鶴さんとはもちろん、ニッカウヰスキーの竹鶴さんですよ。
日中は竹鶴さんと会話し、夜はお酒の竹鶴さんをちょびちょびと。
私はウイスキー、ストレートでいただく。
とことん香りを堪能しながら。
ところで、今日読んでいた竹鶴さんの著した書籍「ウイスキーと私」の内容についてなのですが。
竹鶴さん、つまり竹鶴政孝さんは、当時、料亭等に行っても、目の前で料理したものしか召し上がらなかったらしい。
食中毒に気を使われていらしたらしい。
お寿司も目の前で握ったものしかいただかなかったらしい。
イカも白いのはいただかなかったらしい。イカは白くなれば鮮度は落ちている。
そこまで食事、味、体調管理等に気をつけられていらした方。
視野が広がった。
竹鶴は、ニッカウヰスキーのすばらしいウイスキー。
皆さん、ニッカって、語源をご存知でしたか。
あれって、昭和15年ころ、会社の前身であった大日本果実からとった名前なのです。そうらしい。
で、カタカナ3文字は、横に記載した場合、確実にニッカ、と読めるのと(カッニとはふつう読めないから)、3文字は読みやすいのと、ネオン燈などで限られたスペースで文字が大きく表記できることなどを考慮したらしい。
うーむ、考えさせられる。
占い師でもある私の推測では、トータル画数の良画数も考慮したものと推測、確信している。
こうして、いただくもの、見るもの、聴くものなど、その背景や歴史や成り立ちなどを知るとその対象をいっそう深く楽しむことができる。
そうしたことを再認識した休日のボスなのでした。