私は昨日、このブログ上に爽やかでない記事を書きました。
で、こうした場合、禅の高僧だったらどう対応するか、知りたい、と述べました。
でも、私は昨日の段階で、自分はどう対応すべきか、また、禅の高僧だったらどう対応するのか、ということは知っていたのです。
こんな話があります。
ある高僧が、お弟子の若い僧侶を連れて町をあるいていたときのこと。
鰻屋さんの前を通った際、高僧は「あー、うまそうなにおいだな」と言ったそうです。
その後、ずーっとあと。
若い僧侶は高僧に言ったそうです。
「師匠様、師匠様はさっき、鰻屋さんの前を通った際に、僧侶でありながら、殺生による食べ物、鰻の焼いたにおいを、いいにおいだな、とおっしゃいました。私はそのことば、僧侶にあるまじきことばだと思うのですが」と。
それに対して、その高僧、何とおっしゃったか、皆さんは推測できますか。
つづく。
って冗談ですよ。
書きますね。
「なんだ、そんなこと、とっくに忘れておったわい。お前さんはそんなつまらぬことにずーっとこだわっていたのかね。私は店の前を通りすぎたときにとっくに忘れていたことじゃ。思い、こだわり、妙な考えは浮かんだら風に乗る雲のように流れるようにやりすごすことじゃ」と。
私はまだまだぜんぜん未熟者だったということです。
これが昨日の答えです。
そう思ってます。
画像はぶどう。
後味よく、あなたに。
いつも応援ありがとう。