本日7月8日、安倍元首相が暴漢に撃たれて亡くなった。
呆然とし、残念でガックリし、あと腹立たしくてたまらない。
暴漢にはもう、もちろん怒りしかない。
ただ。
世の中、頭がおかしくなった人間は膨大にいる。
列車の中で放火したり、もうめちゃくちゃな考えを持った人間は山ほどいるのだ。
問題は、そうした人間が世の中にいる中で、万一の有事に対応するSPの警護の対応だ。
ああした場面の警護としては、少なくとも安倍さんのそばで、前、後ろを見る各一人ずつの、何かあったら安倍さんをすぐ押し倒して守るくらいのSPが必要だったのだ。
何十人も警備・警護がいて、いったい何をやっていたのだろう。
私は今回の警備・警護の態勢は根本的に間違っていた、ありえないほど間抜けていた、バカとしかいいようがないものだと思っている。
アメリカの警護、例えばアメリカ大統領が日本に来たときの例でもいい、そうした時のアメリカ政府の警護態勢を見習ってほしい。学んでほしい。今さらながらで悲しいが。
暴漢は何も、ナイフを持って突っ込んでくるだけとは限らない。腐った卵を投げてくる者だけではないのだ。
かつて、日本でも銃撃で要人を襲った暴漢がけっこういる。
「銃撃?、まさかー」ではないのだ。
万一のことを想定し対応、準備、警護をするのがSPなのだ。
今回、私はこの警護態勢にも、ものすごく腹が立ってしかたがないのだ。