画像は大塚食品のレトルトカレーである銀座ろくさん亭 料亭のまかないカレー、道場六三郎さん監修のカレーです。
これがまたよかった。
このカレー、だいぶ以前に5パックほど購入、食したのですが、当時私は若かった。「味がうすい、具が少ない、辛味がまったくない、カレー粉が単調、おだやかすぎる」等の理由でいったんは見切りをつけていたカレーなのです。
ところが、常にいろいろなレトルトカレーを極めていくうちに、再びいただきたくなって、購入、食してみたのです。
これが・・これがよかった。
具材は、ちまたの箱印刷の具材を期待すべきもないレトルトカレーがほとんどである中で、今回のこのまかないカレーの具材の多さ、すばらしい。
箱印刷の具材の量を下回るものは多々あるけど、箱の印刷の具材量を実際の中身がはるかに上回るカレーは稀有です。
発売元の大塚食品のさまざまなボンカレーシリーズ、ボンカレーネオや、ザ・ボンカレーでさえも成し遂げ得なかった具材の量を達成している。
肉こそほとんど入っていないのですが、それをじゃがいも、にんじん、とけた玉ねぎの量がカバーしている。
さらに、カレーの味。
化学調味料、保存料をまったく使用していない。
味はおだやか。ただ具材からの旨味、和風だしが、淡い味ながら深みを出している。
この味、味わう者が年齢を重ねたり、低塩食などで味覚を磨かなければわからないものかもしれない。
さらに具材の歯ごたえ。ちまたでじゃがいも、にんじんを別に煮て、本体に戻し、その際かなり柔らかくなっているカレーが多いなかで、このカレーではじゃがいも、にんじんのしっかりした歯ごたえが残っている。しかし硬いわけではなく、「これは珍しい、どうやって作っているのだろう」と考えさせられる食感を出しているのです。
さすが道場六三郎さんが「妥協があれば自分の名前は貸さない」とおっしゃったカレーだけある。
気に入った。
アマゾンで3セット、つまり15個単位から、1個当たり260円で購入できます。
ボスもさらに注文したいと思っております。
画像のカレーはあなたに。