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えげつない最低のアンケートがきた

腹立たしくてたまらず一筆啓上する次第なのですが。

先月、家の人に日本◯◯◯◯センターというアンケート調査会社から、「人生のあゆみに関する全国調査」というものが来ていて、家の人がいっしょうけんめい書いていたのですが。

「ここの回答から、次はここの設問に移るんだよね」と聞かれ、「ん?」と内容を見たのですが。


びっくりした。



回答者の性格分析をする各種設問、回答者の両親の学歴・出身大学名を書かせる設問、さらにえげつないことに「あなたには配偶者以外のパートナーがいますか」とかの設問。「バカじゃないの、あんたはどういう立場でこんなアンケート作って聞いてきているのだ」と腹立たしくてたまらなくなる設問があったりして。

最後には、その家庭の資産、年間収入税込額を細区分した表から選ばせる形式となっている。


狂っている。

狂っているとしかいいようがない。


アンケートでは、設問に回答し郵送したら500円のクオカードを必ず出す、と言っている。

アホじゃないのか。


このアンケートは、◯都大学の◯◯准教授が日本◯◯◯◯センターに委託したらしいのだが、日本◯◯◯◯センターは「◯都大学から委託されたアンケート」ということを表記している。

◯都大学から委託されたのではない。◯都大学に所属する◯◯准教授から委託されたアンケートなんでしょう。

そして、こんな個人情報の宝庫というか個人情報の山盛りのような情報をたった500円で入手しようとしているこの狂気。

もしこれが本当に◯都大学の◯◯准教授が発案したアンケートならば、私はその人間性、頭の構造を疑う。

日本◯◯◯◯センターのネットでの公表情報ではこのアンケートをやっていることはわからない。
しかし、他のアンケート入札情報サイトでは◯都大学でこの名称のアンケート入札がされているというのはあった。

また、数年前にこれとあまりにもそっくりの名称のアンケートが東京大学で作られていた、という情報は見つかった。内容は定かではない。


そもそも、民間のアンケート会社に、今の時代、こうした個人情報山盛りを渡すというのは、私は狂っている行為だと考える。

第一、このアンケートが本当にその日本◯◯◯◯センターなる民間会社から来ていることをどう証明するのだろうか。

日本◯◯◯◯センターは確かに存在し、株主はそうそうたる大企業が多いのはネットで調べればわかるが、こちらに郵送されたアンケート、本当にその会社から来ていることをどう証明するのだ。
「返信封筒の住所が日本◯◯◯◯センターのホームページ記載の住所と合致しているか確認すればいい」と言われても、それをこちらがやらなければならないのか。

さらに、超一流ハッカーが超一流大企業に侵入し山ほどの個人情報を流出させている時代に、さらに社員や委託業者が情報を持ち出したり事故で流出させたりすることがしょっちゅうある時代に、こんなアンケート回答、恐くて出せるはずがない。

第一、今回のアンケートのえげつない内容に私はアンケート自体の下品さに腹立たしくて、アンケートをビリビリに裂いてソファーに叩きつけてしまった次第です。
こうしたアンケートに家の人がいっしょうけんめい書いていたのが、書いて送ろうとしていたのが、むしょうに腹立たしくて、悲しくて、恐ろしくて、ふがいなくて、私はほんとうに泣きたくなって気持ちがかきみだされてしまったのでした。


最近、マニラから強盗を指示し、日本各地で強盗が発生するという事件が多発し、死者も出ました。

今回のアンケート結果、強盗団が入手したら、あるいは強盗団がアンケートを騙り情報を入手したら、最悪ですよね。



皆さんはこうしたアンケートが来たら、どう対応しますか。


私は、統計法に規定する国の基幹統計以外には協力しません。




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