題名を最初、最近元気のないボス、にしようかな、と思ったのですが、元気がないのは最近だけでなくここずーっとだったので、この題名にしたのですが。


ボスはずーっと元気がない。

これは、日照時間が短くなったからなのではないのです。

ずーっと元気がないのです。


テレビは昔から見ないけど、たまにニュースを見た流れで次の番組が入るととにかくつらい。
特にバラエティー番組が、音を聞くだけでも苦痛。



仕事には、やっと行っている。

できることなら休みたい。家のローンを払い、一生食べていくことができるお金があるのなら休みたい。仕事をやめたい。自由業をしたい。

でも、そんな夢物語は語るだけで、実際はない。

朝はやっと起床し、風呂から熱カロリーをもらい、コーヒーを淹れポットに詰め職場に向かう。

苦痛の中、コーヒーを淹れるのは、職場にたどり着いたときのささやかな楽しみとなるから。
職場の机で目を閉じ、コーヒーの香りをかぎながら、ここは落ち着く喫茶店だ、と思い込む。
わずかな時間。
だから必ず、朝のコーヒー抽出、ポット詰めは必要だ。


職場に向かう時には、仕事をやろう、やらねば、という気持ちは以前はあったが、今では、最初からそういう意気込みでは行くことができず、往路の車中では、「今日は行くだけで、とりあえず机にたどり着き最初コーヒーを飲み、最悪帰ろう。今日はもともと休む日だから、仕事をしないでしたふりをしよう。」と出勤し、たどり着いたらもちろんやらざるを得ないから、そこから仕事が始まるのだ。

とにかく、ダメもとの気持ちで職場にたどり着き、仕事に移行している。


つづく。