母が病院に入院しているのですが。

以前入院していた病院から転院して、ここに来て、今はかなり状態がよくなってきている。

食欲も出て、腰の痛みも和らいでいる。


題名に「病院に母がいる」と書いたのは、「それはボスさんたいへんですね」という読者の方の同情を得たいからというのではまったくなく、私としては「ありがたいな」という感覚なのです。

2か月前には生死をさまよっていた母。
かなりの腰痛や精神薬をかなり飲んでいたりして、食事は一切とれず、当時は意識がないことが長時間あり、私も、「もしかしたら母は・・」とかなり落ち込んだりしていたのですが。


今は、面会に行くと、年齢に応じたふつうの会話ができるし、ふつうの人よりも配慮ある対応もできるし、ほんとよかった。安心してます。


2か月前には覚悟した母とのお別れ。

でも、今は母とおだやかに、楽しく、会話ができる。

差し入れのコーヒーゼリーやフルーツゼリーやプリンが、おやつの時間に母は食べることもできる。

先日は、母の顔剃りをしてきた。
蒸しタオルを複数準備し、安全カミソリで。

以前、そう、10年くらい前かなぁ。母が私の足の指の爪を切ってくれたことを思い出す。

私が入院していたころは、しょっちゅう列車やバスを乗り継いでお見舞いに来てくれて、話し相手になり、私が顔を拭く熱い蒸しタオルを準備してくれたり・・

そうしたことを思い出しながら、母の顔を剃ってあげた。泣けてきた。




母が、もしあの世に行ったら、私はたいへんな気持ちになるだろうし、そうなると当然、母とは一切話はできなくなるだろうけど、今は安心できる病院で、適切な暮らしをする母に、会って話ができる。


ありがたい。


病院に行けば母に会える。ほんとありがたいことだと思うボスなのです。



画像はお寿司。買ったお寿司ですけどとてもおいしい。
よろしければお召し上がりくださいね。