私ボスは、2回前の「今日は鰻屋でB」という記事で、最近のボスの近況として、「あれこれわるいことを考えない、考えないように努めている」と書きました。

今回はその追加記事です。


人はよく、「何だか知らないけどいつの間にかイヤな気分になっていた」とか、「あることを見たり、聞いたりしたことをきっかけとして、いやな気持ちになった、トラウマが呼びさまされた」等と言いますよね。

そうなんです。イヤな気持ちは、たいていが、そうした何かをきっかけとして、連想的に以前感じたり体験したりしたトラウマ的なものにつながり、発生することが多いのです。

私は、この現象にかなり悩まされていたわけなのですが。


でも、最近、上記のとおり、「あれこれわるいことを考えないこと、考えないように努めている」わけなのですが。

その一環として、日常や、特に浅い睡眠時や明け方とかに、いやな気持ちになってきたら、「これは妄想なんだ」と、わるい気持ちや考えを否定するように努めているのですが。


この効果はかなり大きいんですよ。


いきなり、あるいはじわじわと出てくる「イヤな気持ち」というのは、大部分、いや、ほとんどが「妄想」なんですね。
今は発生していないことをあれこれ考えたり予想したり心配したりして作られる妄想。おばけ。

それらは大部分が、時が経てば「そんなことは起こらなかった」とか「ちゃんと解決した、しかも心配したことと全体違っていた解決だった」とか、そういうことがほとんどなんですよ。


でも、「妄想」って、ほんと、神出鬼没ですよね。
無意識に、自然に出てきて、気持ちを落ち込ませる。


いつしかイヤな気持ちになったのなら、それはこの妄想というおばけの仕業です。
今ボスは、イヤな気持ち=妄想の仕業=過去のトラウマの呼び覚まし=現在存在しないこと、つまり川の流れのように戻らないこと・もの=考えるのは無意味=悪。と自然に思うようにしています。
現在、眠りが浅い時に妄想が出てきても、そうした考えになるようになってきています。

おかげで気持ちが軽くなってきているような気がします。




画像は葡萄。お口直しにいかがですか。