ア ロ マ 珈琲店の管理人代理のバスです(-_☆)キラリン

先ほどボスさんからビデオレターが届きましたので皆さんにお見せいたしますね。

ピッ

ムシャムシャ‥
血だ‥血が足りねぇ‥ムシャムシャ‥(って私は『カリオストロの城』のルパンかっ)

というわけで、画像は病院のお食事の一例です。
1日約1900kcalです。血はじゅうぶん足りています。ダイエッターとしてこんなに食べていいのだろうか。

というわけで私は明日、退院します(はあ?)

ドクターが「回復力がとてもいい。熱は続きますがこれはステントグラフト挿入ではやむを得ないこと。退院です。ノープロブレム。センキュー」(最後はアレンジ)とおっしゃっていました。

……

いいのだろうか。熱がさっきも38度7分だったのに。
で、看護師さんに「刑事さん‥シャ‥シャブを‥、お願いです。シャブをください‥」と、ロキソニンという薬をいただいた次第なんです。

でもドクターがそうおっしゃるのであれば遠慮なく退院させていただきますよ。ビーフシチューも食べたいことだし(そう来ますか)。

この病院には全国からすがる思いで患者さんが集まるのです。手術、入院を待つ患者さんがたくさんいらっしゃいます。私自身手術を4カ月半待ちました。やむを得ません。


さて。以前、私は手術時、意識が遊離している状態があるとすれば、その状況をできるだけ把握し、皆さんにご報告すると申しました。
で、覚醒時「じゅげむ」を最初から最後まで一気に45秒で唱えるとも申したりしました。

麻酔の効き具合についてはかかりにくく醒めやすかったんです。

最初、麻酔科医師が「ボスさん、深呼吸してー、深呼吸してくださいねー、してますか。眠くなりませんかー、吐いてー、吸ってー」とかおっしゃってました。

ボス「う〜ん、まだまだ。これしき。ドスコイ。フーフー」とか思っていたくらいですからね。

やがて「では、そろそろ眠らせていただくとします。」と麻酔の睡眠に入りました。


皆さん、ごめんなさい。手術中の状況については私、残念ながら幽体で見ることができませんでした。


覚醒直前には夢を見ていました。

大理石みたいに白く、浅い温かいお湯の中を歩いて、より浅いところまで歩いてきたところでした。いろいろお礼のことばを言っていました。どなたに、何のお礼を言っていたのかは、残念ながら覚えておりません。

でも、懐かしく、心地よかった。


「○○さん」

「ハッ‥」


目をあけると目の前に麻酔科医のK島先生がいらっしゃいました。

「あっ、K島先生、ハウドゥユードゥー」(ちょっとアレンジ)「今何時ですか」

K島先生「今は1時20分です。目覚めがいいですね。すごいな」

そうおっしゃいました。
私も何か、うたたねしている間に手術が終わったことでびっくりして、「じゅげむ」を唱えることをすら忘れていました。

でも、夢の余韻を味わいたかったし、バタフライさんが以前おっしゃってましたように、私がもしあの場でじゅげむを唱えていたら、誰かにお礼のことばを言っていたこと自体忘れていたことでしょう。


私が不思議に思っていたのは手術前前夜あたりからです。

目の端に明るいところでもときどき、丸い玉が見えるのです。
最初、光の残像か何かだと思っていました。

でも今までそんなことがなかったし、頻度がだんだん多くなってきて、あと、消灯後のベッドでもちらっと見えたりして、気にしなくなりました。
最近私の目、乱視が進んできたことも原因するのか、はたまた…



皆さん。

皆さんからたくさんの閲覧とか、励ましのおことばをいただきました。

手術後は記事を1つアップするのがやっとで、まったくそれしかしておりません。お礼も。この記事も数回に分けて記している次第です。
どなたさまにも、一言も、お礼のことばも申し上げられず、失礼いたしました。

いま、改めてこの場をお借りしてお礼申し上げます。

ありがとうございました。

なお、とらまるさんが多くの皆さんに個々にメールとかなさったとうかがっております。

すべてとらまるさんの善意です。ありがとうございました。


ア ロ マ 珈琲店は、明日以降(数日後)はまた、日常の、まったくふつうの平凡な喫茶店に戻ります。


ア ロ マ 珈琲店は私とバスさんの大事な城です。

マスターは無口です(ただ長文が好きです。)
お客様もひっそりと読書とかなさり、聞こえるのはちょっとオシャレなカップを置く音と、そしてマスターが珈琲を淹れる音。

静かなヨーロピアンミュージック、もしくはオルゴールの音色。

あと。

別室で耳のいいプーちゃんが、ときどき車での来客を教えてくれる声がするのみ。

あっ、あとレジカウンターの音と(笑)。



お店に帰るとプーちゃんが待っているなぁ…

あと喫茶店以外の恐ろしい仕事と(こわっ)