皆さん。夏ですね。
夏と言えば幽霊です。
今回のボスリバイバルシリーズは、私が2009年12月28日、冬に書いた記事【前編】です。できれば夜、一人でお読みください・・・

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あなたのお知り合いで年末に亡くなった方はいらっしゃいませんか。
年末に亡くなった方を想うと「ああ、この方は今年いっぱいの寿命だったんだなぁ‥来年を見ることがない運命だったんだなぁ‥」としみじみ思うのです。

私の伯母、つまり父の姉も年末に亡くなりました。今日が命日です。

今から8年ほど前に亡くなりました。

亡くなる前、私の家の玄関のチャイムが鳴りました。誰だろうと玄関に出ても誰もいない。私の家ではチャイムはバルコニーの中にあり、バルコニーの戸をカラカラ開けなければチャイムは鳴らせないのです。外は雪。誰の足跡もない。兄と顔を見合わせました。間もなくして、その時間帯に伯母がお風呂に入っていて、くも膜下出血で亡くなったことを知りました。
チャイム音は虫の知らせだったんです。

虫の知らせと言えば、私の父が亡くなる前の日、玄関の、父の木製の表札が落下していました。
私の家は父母と兄夫婦の2世帯家屋で表札が2枚あるのです。表札たるもの、いずれももちろん強力に据え付けられているものです。偶然にしてはあり得ないと、家族で話し合ったものです。父が亡くなる前に自ら表札を落としたものと私らは考えています。

さて、以上は虫の知らせについての話でした。

題名の「私が幽霊の存在を信じるわけ」についてなんですけど…

まずお話しておかなければならないのは、これからお話しすることは事実で、かつ、私が話を聞いた方々はいずれも私の父母及び親戚ですが、皆、決して嘘とか冗談とか、悪ふざけで話しているわけではないということです。
私の家族、一族は私が「真実のファミリー」と自信を持っているくらい決して嘘をついたり冗談を言うような一族ではありません。これは私の誇りでもあります。

これからお話することは、そうした私のファミリーらが今から20年以上前に、私の父方の祖母が亡くなる前に、祖母が起こしたと思われるさまざまな現象を見、音としても聞いたというお話なんです。だから私が実際に幽霊を見たという話ではありません。ですが、あちらこちらで父母、親戚らが「現象」を体験したことを私が実際に聞くにつれて、「これは紛れもない事実なんだ」と確信したということなんです。