題名は「リセット」の間違いです(って故意に間違えました)。

画像は「ふきのとう」です。

今日地元の新聞を見ていたら、ある方が「油でいためたフキみそが無性に恋しい」とか「フキノトウ、口に入れると、力強い大地の苦味を取り込んだからだが春のモードに変換された」とかの表現で記事を書いていらっしゃり、つい私も、いてもたってもいられずふきのとうを入手してきたわけです。

で、私も少量の油で炒めて、味噌味でいただきました。春の苦み。味覚と、そして気持ちのリセット。

ふきのとうを食べると、小学生のころ確か教科書に載っていた「椋鳩十」という方の書いた短編を必ず思い出すのです。
冬眠明けのクマがまず最初に「ふきのとう」を食べ、その苦みで体をリセットして、食欲を高め、さらに沢に行って「沢蟹」を食べるという記載なんですが。

私もふきのとうにはリセットされました。
やるぞ。やらねば(何をじゃ)。


それにしても人って、こうした些細なことをきっかけとして、行動とか運命とかが変わったりしますよね。

あと、人との出会いとか、会話とかによってほんと人生が変わったなということはよくありますよ。

また、他に、些細なことでは例えば、偶然見た新聞広告で気になった本を買うとか、たまたまつけたラジオで流れていた曲が気に入ってCDを買うとか、その結果、また感動するとか。

そうした行動、だまって好奇心のアンテナとかを張らず、ボーッと暮らしていたら起きなかった行動ですよ。で、行動しなかったら感動とかも起きなかったでしょう。

私は昨年、病院での長期入院、ハードなダイエットとかで、まったく放電状態となり、半ばうつ病みたいな状態になりました。

世の中に興味がわかない。やる気がない。悲しい。むなしい。そういった気持ち。

食べたいものを食べられない、運動できない、そうしたことも、気持ちをうつ的にさせたのです。


でも、そろそろ私も、いつまでもこうした気持ちではいられなくなりました。
職場でも、組織全体として能力評価制度を更に強くしていくことになっています。私、1年間病気休暇したブランク分を取り返さないといけないし。

そろそろ気持ち、やる気をリセットです。


何か的が定まらない記事になりました。当分こんな感じでいかせてください。