これは、私が入院していた頃、2008年12月22日の記事です。

・〜・〜・〜・〜・〜・〜

先日ある方が話されていました。
「わたし、そのとき変な気持ちだったよー」と。
何のことかといえば「お人形供養」に行く時の出来事だとのこと。
新聞チラシにJ○葬祭センターでお人形供養があると載っていたので、以前からしまったままにしていたお人形さんの数々を供養してもらうためそれらお人形を車に乗せて出向いたんだそうです。
その会場は大通りに面した所で、ふつう車を走らせると大きな看板とともに建物が見えるし、今まで何度も行ったことがある所だったんだそうです。
自家用車でそこを目指しました。
ところが、建物が見えなかったんだそうです。
「あれっ。ない。そんなはずない。」
かなり通り過ぎ驚き、また戻り、しっかり来たら看板もはっきり、会場ももちろんちゃんとあったんだそうです。

「………」

その人はかなりしっかりした人。一瞬「自分はボケたのか」と思ったりもしたが、ちゃんと目的地に向け集中していたんだそうです。
「わたし、そのとき変な気持ちだったよー」
その人は言いました。
私はその話を聞いた時、無意識にお人形さんの気持ちに心をはせてしまいました。
これ以上は述べません。
私はお人形さんを大事にしたいとしみじみ思いました。