ナポリタンですがいかがですか


さて、堅い題名で恐縮ですが。

「ブログの意義」。



あなたはいままでブログをやってどんなメリットがありましたか。

何か得することがありましたか。



実際、芸能人とか著名人でない人々がブログをやって得することってあるのだろうか。


他人との文章での交流?

他人の足跡?

他人が自分の記事を見てくれているというちょっとしたワクワク感?

コメントでの交流?

他人に自分を知ってもらっているという不思議な喜び?


いったい何なのだろう。


ブログって、ケイタイを閉じればそこで終わってしまう蜃気楼みたいな世界。

足跡がついた方々はどこのどなたかはほとんど全くわからない方々。

たまにはリアルでお知り合いになる場合があるかもしれないけど、ほとんどはケイタイ閉じるとつながりが全く途絶える夢まぼろしの世界。

あなたにコメントくださる方も、結局はどこのどなたかもわからない赤の他人。

こんなもろい関係の、ケイタイに向かってのつぶやきみたいなブログ、書いていて、あなたには今までどんなメリットがありましたか。


単なるヒマつぶし、ゲームみたいなものだったらそれはそれでいい。

でも、いつか誰かと何かのつながりを求めたいとかといったなんとなく淡い気持ちとかがあっても、実際それはまず、かなわないことであるでしょう。


私は時々思う。

ブログを書いている時間を何か他に、形に残ることに費やしたら建設的じゃないのかな、と。


ブログって、ゲームと同じようにゲーム点数しか残らないもの、文章というゲーム点数を残すゲームみたいなものなんじゃないのかな、と時々思ったりする。



最近、いくつかのブロガーさんのブログが消滅しました。

また、最近でも、おやめになろうとなさっているブロガーさんがいらっしゃいました。

そうした方々のブログをおやめになる理由はわかりませんが、私がブログをやめようと思うとすれば、飽きとかマンネリ、あと、ブログ世界のつながりの希薄さに虚しさを覚えるとか、そんなことを原因とするだろうと思う。


ただ、今のところは、他の方が記事を見てくださっておられるということが励みというか、私にとってブログを書く意義となっているのです。


この気持ち、なくなることがいずれ来るのだろうか。


あなたは10年後、今のとおりブログ記事を書いている自分の姿を想像できますか。