おさしみいかがですか。
お酒はありません。

さあ。今日はこわ〜いはなしですワクワク。

病院の私と同じ病室にいらっしゃる66歳になる男性が言ってました「あれは恐ろしかった」と。
ある夏の深夜、寝苦しくて眠られず寝返りをうって、やがてウトウトし始めた頃、そう、0時過ぎだったそうです。「何か変だ」と。妙な気配がしたそうです。
ハッと見ると、薄暗闇にボーッと白っぽい年とったおばあさんが立ってこちらをジィーッと見ているんだそうです。もうびっくりですよ。「う‥お‥っ‥?」もう滝のような汗。動けない。

その時です「わぃ…部屋ァまぢがってしまったじゃ‥」おばあさんが言ったそうです。
おじさん、そりゃー恐かったでしょう別の意味で。
「…もしあの時おばあさんが、熱〜い息で布団にもぐりこんてきたら……オォッ‥今考えても震えが止まらん」おじさんは言ってました。

なぜこのような話をしたか。実はある方からリクエストがあったんです(はなはだしく誤解しとらんか)
実は、病院にいると本当に恐ろしいことに出会うこともあるんですが、今日話すのはやめときます

さて、世は師走。超多忙な方も多いでしょう。あまりに多忙なのも問題ですが手持ち無沙汰なのも問題。落ち込んでしまいます。社会から隔絶されたような。
人間には根本的に社会化(貢献)の欲求があると言われてます。実社会から隔絶されたような生活をしていると非常にツラいものがある。

入院前は「このままあと数十年、60、65歳まで仕事に追われ、真の心の安らぎって退職まで味わえないんだなぁ」と思ってました。

でも幸かどうかわかりませんが私は今、普通の人が味わえない落ち着いた世界を堂々?と味わっています。入院で。

で、近々手術がある。
実はこの手術があることは約1年前、バリバリな時に予感するような夢を見てました。私って昔から「これはっ」ていう夢が偶然にもよく再現されるようなことがあるんです。夢の内容もよく思い出せると思ってます。夢の中で本の活字読んで書かれた人名とか覚えていることもある。かなり疲れるけど。

手術中は夢も見ないそうです。意識がまったくないらしい。でも、よく「私は臨死体験をした(生死をさまよった)」とか言って手術中の自分の体を上空から見てたとか、親兄弟を見ながらフワフワ飛んで行ったとか言う話を聞くけどどうなんでしょうハウアバウトイット?

私の手術は3時間心機能停止、人工心肺機で生命維持、手術時間8時間強程度と言われてますo(^▽^)o(笑えないから)脳は生きているが心臓は止まった状態。夢も見ないそうですふつうは。見れないのか覚えていられないレベルなのか?私はそんな中で、臨死ではないがそれに近い辺りの状態ってどうなのか、私なりになんとか観察し記憶して現世に復帰したいと思ってます。ウッシャー、ドスコーイ、ファイトーいっぱぁーつ…(カラ元気)

月面着陸した人、シャトルで宇宙に行った人はその後世界観が変わるといいます。地球を真に客観的に見るせいもあるでしょう。

私は来年、できればあの世の境の世界を記憶して無事生還し、その記憶した世界を客観的に、正直に皆さんにご報告したいという目標を持っています。世界観変わるかもよウフッ。楽しみに待っててね。

いやー私にとってのコワ〜いコワ〜い話でしたァ。