私が眠るとき。

布団の足元にうちのシーズーのプーちゃんが眠っている。


布団から顔だけを出すようにして眠っていたり、ひっくり返って大の字になって眠っていたり。


私を心から信頼し、頼ってきているのがうれしい。


プーちゃんは12才。

毛並みのいい、なで心地のいい、あたたかいプーちゃん。
プーちゃんをなでていると、ほんと安らぐ。

ずっとなでていたい。


夜、電気を消して、うちのプーちゃんの頭をなでていると、はるかずっとずっと昔からこの頭をなでているような気がしてならない。

プーちゃんや、私が生まれる前から。

プーちゃんと私、お互い生まれる前から心を許す仲がいい関係だったように思えてならない。


あたたかいプーちゃん。
この非常に懐かしい、泣きたくなるくらい懐かしい気持ち。


プーちゃんとはやっぱりきっと、前世から縁があったのに違いない。

そうしみじみ思うボスなのです。