8階の病室から外を眺め静かに今年1年を振り返っている。

6月、病院に緊急搬送されて以来私の体は劇的な変化を遂げた。6カ月で53kg減少、普通の人になった。

食べる量が入院前の1/10になった。ここ20年の最低レベル。

ところで皆さんにとって凄みを感じる食材は何ですか。「食材に凄みなんて感じない」という方であれば質問を変えましょう「最後の晩餐に何が食べたいですか」。

私が今年凄みを感じた食べ物は、ズバリ卵と鶏なんです。

卵を年間約千個食べてきた私。今年は数えると168個しか食べていない。画像は私の手帳です。約20年間何を食べ続けてきたか書いてます。卵は今年168個食べてます。最低レベルです。

しかし今年ほど卵のありがたみ、すばらしさを感じたことはない。卵は安い。普通1個30円程。水500ccの値段で5個買えるんですよ。缶コーヒー1本で卵4個。すごい安いんです。しかしこれほど飽きず栄養価のあるコストパフォーマンス性の高い食べ物が他にあるでしょうか。おそるべし卵!
さあ皆さん。国産の卵をもっと食べませんか。
宣伝してしまいました。

あと鶏。特に地鶏。かみしめると溢れ出す繊細な滋味、うまみ。入院し減塩し粗食し、初めて感動しました。入院しなかったらいまだに「ステーキでなくっちゃ」でしたよ。まあ今でもステーキは私の生きがいの一つですがね。

今年、本腰を入れブログを見始め、たまに拙文をしたためるようになりました。

多くの人のすばらしいブログ。私も「何かおもしろいネタはないか」という視点をもつようになりましたが書いた文章を見るといつも失望、自己嫌悪します。きのうは文章書いて25回ほど編集してしまいました。もう病気です。

来年の目標は食とブライスを楽しむことです。