■華桜戦記/アルバムA■


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2018.5.19 09:31 Sat [■蘭姫学パロ(企画キャラコラボ有)■]
■終わり■

話題:オリキャラ小説/文章
■「母さん・・・元気にしてた・・・・・?」
神風鳳太は嬉しそうに母親と話をしていた。

すこし照れくさそうに。でもはにかみながら。

それは18歳という歳になって少し等身大の大人に近づいたその雰囲気をかもしだしていた。

もうすぐ。大人になるのである。
随分背も伸びたそれは壁に背をもたれかけ。嬉しそうに話をするのであった。

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「皆さんそれぞれ楽しそうですわね」
麗姫は里利。カセン、戒。そして少々罪悪感を感じながらも乱鬼を膝に乗せたメイとカードゲームをしていた。

それをダイナと月代がニコニコと眺めている。

「素敵に一日を有難うございます。」そう言って微笑む月代に「企画したのは麗姫だぜ?」
と。従者ながらにも通常語で話すダイナ。


「それにしても・・・・・」

王蘭にはいい思い出になったかもしれません。

蘭姫を離す事になってもっともそれを辛く受け止めていたのは肉親・・・・・もとより生みの親である王蘭であった。それがやっとその元気そうな姿を拝めたのである。

上から一緒に料理もして・・・年甲斐もなく若々しさを取り戻したように楽しそうにしていた。

「メイさんが勝ったら今回の記念品の弁償は無しにしてあげますわ・・・・・」

と、メイに少々発破をかけるように話しかける麗姫。
最初から弁償なんて求めるつもりはないのだが。彼女の潜在意識がどうなのか気になっていたのである。

「・・・・・私は・・・・・・・・」

メイには少し迷いがあった。

悪い事は全て自分のせいだと・・・・・・・思ってしまう感情は訓練でなくしたはずなのに。・・・・もしかしたら自分のせいなのかもしれない。

少しずつ”人”に近づいてきた従者は調理の方に手伝いに入りたかったがましろはともかく雉鷹もそこにいたのでなんだか入りくいと思い罪悪感を感じながらも距離をおくことにしたのである。

”自分は・・・・・”


”雉鷹”が好きだと思う。


でも・・・・
その奥底は自分でも分からない。鳳太様に頼めば弁償はしてもらえたかもしれないが・・・・・・・・・・

奥底にはやはり主の鳳太も居る。
メイは困惑していた。”自分の気持ちが分からない。”

しかし。
「そうしてもらえるのなら助かります。」今はカードゲームに集中することにした。


そして。

「なんかいいわね・・・”家族”って・・・・」
ここにも家族の居ない少女が一人居た。


「いつか俺達もなろうな・・・・・・」

ボソッと言ったカセンに対して。戒が愛しそうにそう答える。

と。


「私も早く”お母さん”になりいですわ。ダイナ・・・・・」
と麗姫がニコニコとダイナのほうを向いた。

その笑顔に背筋が寒くなる。
一瞬にして悪寒の走ったダイナはそれが主人の前であることを十重に受け止め物凄い罪悪感におちいるのであった。


「うちの娘を宜しくお願いしますね」
そういう月代の目が少々怖い。



「羨ましいですね。ダイナさん・・・!」そう言って微笑む里利に”うるせーよ!!!”といいたくなったのは言うまでも無い。


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「割れずに残ってたこの小さなオブジェの模様を型にクッキーが出来ないかなぁ・・・・・」


こちらは調理室。
せっかくの記念に作るものなので月代か王蘭をテーマにしたクッキーを作りたいと思う蘭姫。


そこに

「ごめんね・・・・・」と申し訳無さそうにましろが入る。

もちろんエプロンは華桜邸の貸し出しである。
メイド用のエプロンドレスを着る蘭姫と笹目が可愛らしい。

「兄さん・・・・・」
少々申し訳無さそうに雪鷹を見る雉鷹に、雪鷹は「こんなものがあります・・・・・・・・!!!!!!!!」


とガラス細工に使った型を取り出した。
ソレは半分に分かれた王蘭の姿を模した細工の型。

「それにここは華桜邸ですから・・・・こんなものもありますよ・・・・・・・・!!」

じゃーんとばかりに取り出したのはさくらの形をしたクッキー型。


「有難うございます!雪鷹さん!・・・・コレで皆でクッキーを作ろう!!!」
嬉しそうにする蘭姫の姿に王蘭が微笑む。

何より元気な娘の姿を見れたのが一番の記念になったような気がする。


「楽しい思い出にしましょうね。蘭姫ちゃん」
そう言って王蘭が手をとると麗しいそれに蘭姫が赤らんだ。

「は・・・ハイ・・・・///!!!!」
蘭姫もソレがとても嬉しくて声が裏返るのであった。


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そして・・・・・・・・・・・・その日の最後にメイはなんとかカードゲームで勝者になることもでき、皆それぞれの”パーティ”は終了するのである。


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「母さん・・・・」
雉鷹は母親の写真の前にカーネーションをあげることにした。

会が終わって自分の甘さに気づいた雉鷹は。ましろに「すまん。」

と謝った。

「気にしなくていいよ。」
自分のために影で猫忍さんが頑張ってくれたことを知ったましろがそれが嬉しくて雉鷹に微笑を返す。


鳳太も久しぶりに家族と電話での交流ができてどこか嬉しそうであった。

戒とカセンは密かに手をつないで帰った。


笹目はというと・・・・「はい。和美さん・・・・」
と小さなカーネーションの押し花カードを雪鷹から渡される。
「よかったら手紙に一緒に入れてくださいね。」

”僕の方からも・・・・・・・・・・・おめでとうございます。とお伝えください”
雪鷹にそういわれ手紙を書いていたこともお見通しかと恥ずかしく思いながら・・・・・・・・

なんだかんだで人の役に立てたと思う嬉しそうの蘭姫の手をとって帰って行った。



そしてそれぞれの母の日が終わる。


全国のお母様。

可愛いわが子(うちのこのお話)を見に来てくださって有難うございます!

■END■


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■短いけれども母の日回。
本当はもっと書きたい気もしたんですけれども思いとは裏腹に何も浮かばなかったという・・・・・・・・

スミマセン。ここまで読んでくださりありがとうございました^^;



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