ハヤリの脳メソッドみたいなやつ、興味深いものではあるけれども、気功も脳の作業と言ってしまうところがチャンチャラおかしい。

テレビは面白い と言っているようなもんである。面白いのはテレビでなくてテレビ番組なのに。テレビという機械自体が面白いことを創造しているわけではないのに。


勤め人だったときの普通の大衆リラクゼーション店で、しらばっくれて気功をしたことが何度かある。相手に「今から気功をします」とか言わないし、何らかの言葉や間合いの操作でこっそり催眠をかけたわけでもないし、ただ当たり前に寝てもらった状態でただ触っただけである。

その人の意識、思考つまりマインドやシンキングにはノータッチです。ただしひとつだけ条件があるとすれば、その人が何らかのマインドやシンキングで身体を固めている場合には、それをフラットにしないとはじまらない。脳メソッドとかメンタリズム的なものが役に立つのは意識のフラット化に使う場合だとおもう。

フラットでさえあれば面倒臭い作業はほんとうにいらない。その身体の細胞といいますか波長といいますか空気に触るだけです。
そして効能は絶大だったのです。


合気道は逆に、シンキングで固まっている相手の身体を利用して倒したりするんでしょう。名人であれば単なる関節技じゃなくて触れたところから固まりを察知するのは造作もない。


そしてほんとの達人は、マインドもフィジカルも相手にしない、ほんとの遠隔気功ですとか遠当て(波動拳みたいなやつ笑)を出来るのじゃないかなあ。実際何人現存してるのかわからないけどな。