仕事場に置いてる自分用の書類ファイル。間違えてどっかに持っていかれないよう、ジバニャンの絵を描いた付箋を貼ってた。中の書類は全部片付けたけど、ジバニャン、君は私と一緒に行こうね。
私の大先輩にあたる人と仕事をするのが今日で最後だったから感謝の気持ちを伝えたら、なんだか涙目になってた。私はいい人間でもないし、辞めることを惜しまれるような優しい立派な人間でもないけど、こんな私のために泣いてくれるんだなーって。短い間だったけど、いい関係を築けてたって思ってもいいかな。
仕事内容は気に入ってたし、お店に並ぶ商品のことも好きだった。お客さんもいい人が多くて楽しかった。はずなんだけど。何で嫌になったんだっけ。1番はやっぱり薄給かなぁ。2番は休みが少ないこと。正社員でやっていこうと思える待遇じゃなかった。バイトだったらずっと楽しかったのかも。辞めるじゃなくて、バイトに戻してもらえばよかったかなぁ、とか今になって思うけど。今更だけど。バイトに戻ったとしてもイヤだったのかな。なんだかんだ仕事押し付けられたりして？楽しかったかもしれないし、結局すぐ辞めてたかもしれない。もしもの道なんていくら想像してもわかんないよねぇ。こんなセンチメンタルな気分になるのは、ただ過去を美化してるからだよ。何かを終える時特有のアレ。9月からもここに居続けるってなったら、相も変わらずグチグチ言ってるんだよ。
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仕事仲間
21/08/30 18:10 Mon
