疲れているのかな…

シャニマス百六十一日目。

カラフルメタモルフォーゼがBランクフェスアイドルになりました。
決勝で何故かbadを連打してしまいました。狙いが反れる…。

引き換えたチケットで包・帯・組・曲が一凸。
あとは金のメモリアルピースが1000以上になりました。交換は保留にします。

一次創作小説「少年、極めて物騒な少女に出会う事」Q

「そこにいらっしゃるのは、どなた?」

少年の肌が一気に粟立つ。
窓から離れた瞬間、少年がいた空間を矢が掠めていく。外にいた男達が口々に喚き立てながら殺到してくる。少年は屋根を飛び降り、茂みへと駆け出した。追い掛けて来る中には、あの死体だった男達も混ざるのだろう。

(ひょっとしたら自分もそうなっていたかもしれない)

少年の顔に少しだけ皮肉げな笑みが浮かぶ。
闇を切り裂くような馬の嘶きと蹄の音が響いた。

(その為の馬か!)

少年は騎馬をやり過ごそうと森の奥へと走る。そこへ、背後から矢が迫り、重心を崩したところで、足元の感覚が消失した。闇夜で気付かなかったが、目の前は斜面になっている。近くで水の流れる音がする――。

(澤――)

ごつごつした岩肌を落ち、水面から飛沫が上がる。水底は深く、瀬の流れは早く、少年はただ脱力して流れに身を預けながら、松明を掲げた男達が自分に気付かないことを願った。
水の流れが一際早まる。少年は己の不運を笑った。瀑布の音が近付いて来たからだった。
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