「じここうてい」B



憎しみと哀しみは、
心を守る鎧、そして、心を苛む枷。
それらの存在に気が付くと、
鎧は脆く、枷は大きく
心は憎哀に捕らわれ傷つき
やがては息を絶やしてしまう。
けれど、
それらの存在を認めれることができたら、
鎧は堅く、枷は小さく、
心は少し強くなる。

一人の人間の、憎悪と悲哀だった二人の
「自分」に向けるありのままの感情
「相手」に対する温情
一人だけど一人じゃない、彼らの
自己防衛」と「自己非難」と、
自己と他者を受け入れる、心のお話。

おしまい
 
心に強さを得ても、
それをどんなふうに生かすのかは
人それぞれなのだと思います。
台詞が多かったり、うまく表現できなくて、
今回も反省点はいっぱいですが
読んでくださってありがとうございました。
こんなお話だけど、少しでも
何かを伝えることができていたら幸いです。

*Hug !comm0
ちいさなお話*10/30 19:32
ToP

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