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はじめてだったから (
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2010.1.27
あなたが、自ら命を絶ったと知ってから、ずいぶんと月日が流れて。
今あたしは、あなたが通うかもしれなかった大学に通って、あなたじゃない人と付き合っています。化粧も、お酒も、もっと他の色んな苦いことも知りました。
でも帰り道、あなたが飛び降りたマンションの前を通るたび。一緒に話した小学校の校門の前を通るたび。
あたしの「今」が、あなたがまだ生きていた「過去」に、いまだ縛られていることを思い出すのです。
あなたは、あたしのことなんか、全然気にも留めていなかったんだろぅって思うし、あなたの短い人生を、ほんの一瞬通りすがっただけのあたしが、こんな風に心を痛ませることすら、ほんとは”おこがましい”んじゃないかって。
・・・でも、やっぱり、あたしの心は「過去」に囚われたままだから。思い出すことを辞めることはできなかったから。
ここで、気持ちを言葉にしてゆこうと決めました。
「あなたは私の初恋でした」
話題:本日の恋心模様
まえ つぎ