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月が明るすぎて星なんか見えないよ

ひとを嫌いそうになる
ひとを憎みそうになる

ひとの失敗をのぞみ、
ひとの頑張りを笑いたくなる


気づけ
何もかもが上手くいかないのは、
全部どろどろした分身のせい。

理由は後から探すもの

みんながおかしいこの世界で、
ぼくひとりだけが
正常なんだ。

雪と共に積もるは喘ぎ

きのうは、しあわせ

きょうは、からっぽ

あしたは、いらない

あれから


あれから4年が経とうとしていて

おれはひとのためにはたらいていて

ひとりでもおおくのひとが

あたりまえに眠れるように

夜を怯えなくていいように

おれにできることを

精一杯やれているのかな


もっと

もっともっと

強くなりたい

周りに安心してもらえるような

あたたかいひとになりたい


終わりが見えない仕事だけど

それがいまのおれのいきがい




空が遠いから


暗い 暗い

苦しい

のどが塞がって

たすけてのこえも

届かない

どろどろした

不安と焦燥と

自己嫌悪

のまれないで

のまれないで、

どうか

はいあがってきて、


ひっぱってあげられないけれど

がんばったねって抱きしめてあげるから


どうか


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