わいの職場は、医療と福祉の中間に存在するのですが。

服装が自由なので、男女ともにキメキメでお仕事されてます。


ザイル系のヘアの男性や、前髪がひっかかるほどの蛾みたいなマツエクなんて序の口です。
中には、赤メッシュや、ピアス、刺青の方もいらっしゃいます。


医療と福祉の中間に位置するんですけどね
危険じゃないのかな。汚くないのかな。

なんてことは強く言えません。
こじらせてるのか、常識がないだけなのか、どっちにしろなそうな匂いがするので。

そんな中、ファンデーションペロッと塗っただけなので、「ハナコちゃんはクソダサイ」という看板をかけられました。

いいんです。いいんですけど。
毎回言われていたら、何を着ても人前に出れなくなりました。

そんなときに、職場で歓送迎会がありまして。
まぁ、ちょっといべべを着なきゃいかんのですが。

「何を着てもダサい」と言われるのでは、と危惧するあまり、同じ職場のA君に相談しました。

A君は割と柔和な姿勢で、面と向かって常識のないことは言わないキャラです。


わい「ねね、歓送迎会とかってさ、女子ってどういう服がいいんかな?」

A君「あーまぁ、きれいめじゃない?ワンピースとか」

わい「ああ、ワンピースね。でもさ、ワンピースって同性受け良くなくてさ」

A君「いや、俺はワンピース好きよ。女性ならではって感じがするし」


おっ・・・・。俺?


A君「世の中の女性はもっとワンピースを着るべきだと思うよ。」

A君「ほらさ、たとえばこの前!飲み会で着てたワンピース、めっちゃ似合ってて」

A君「ああいうの俺好きだわ!ああいう感じが似合うよ、うん!」

A君「ちなみに黒髪でサラサラのロングだと言うこと無しだと思う!」

A君「俺、女子はワンピース着るべきだと思う!」



おま…。

A君の好みの女性像を聞いたわけじゃなくて。

「フォーマルな飲み会に着ていく服装」についてオブジェクションしたかったんだけど。



A君のきらきらした瞳と、徐々に興奮で荒くなる鼻息に、一球しか打ち変えませんでした。



「なるほどね…」





A君は、彼女いない歴イコール年齢なので、いつか黒髪ロングのワンピースな彼女ができるといいです。