子宮が痛い
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2021/12/11 Sat 13:21
脳というものの構成がそもそも違うんですよね。

とある大食いYouTuberさんの、ちょっとした世間話を聞いて思ったことなんですけど。

そのYouTuberさんは結婚してらして、温厚な旦那さんとふたりの可愛いお子さんがいるらしいんですけど、まぁご夫婦揃ってどちらもおおらかなお人柄で、喧嘩らしい喧嘩をご成婚からこちら、まったくしてこなかったのだそうです。
でもたった一度だけ。一度だけ大きな喧嘩をされたことがあるそうで、視聴者様から「夫婦喧嘩ってしないんですか?」というご質問で、当時のことを面白おかしく語られてました。
とっても微笑ましく思いながら聞いていたんです。
素晴らしいおふたりが結ばれたのだな、と、そのお子さんの今後の幸せも感じられて、こっちまで嬉しくなってしまうような聞き心地でした。

でも。

その中にひとつだけ、小さなほこぼれがわたしの身の内に生じて。
それが、

「人間細かいことなんてそう気にしないほうが、なんでもかんでも大抵はうまく回る」

という言葉。
確かにそうだな、と思ったし、本当にそういう考え方を持った人にこそ、多幸感のあることがたくさん訪れるんだろう、とも思いました。
特に悪感情を抱いたわけではなくて、ただ少しだけ、ほんの少しだけ、それ以外の存在を無視されているような疎外感を覚えてしまったのです。わたし、相変わらず捻くれてますよねぇ。

でもなぁ、世の中の全員が全員細かいことをなんでもかんでも考えないでいたら、それこそとんでもないことになっちゃうんじゃない?とも思ってしまうんですよ。
これって脳の思考構成だと思うんですけど、細かいことを考えてしまう人というのは、少しでもストレス要因を減らそうとか、物事がこれ以上悪い方向に進まないように、とか、そういうことにストッパーをかけている要にもなっているんだと思うんですね。わたしは「ああやだやだ、なんであれってああなんだちくしょう」とひたすらくよくよしているだけで、考えていたってなんの解決にもなってないんですけど…。

でね、細かいことを気にしてしまう人っていうのは、おおらかな人の存在の有り難さにもちゃんと気付いていたりもするんです。細かいから。
「自分と違うああいう人もいるからこそ、うまく世界が回っているんだな」ということにもちゃんと気付いている。きっといちいち小煩いんですけどね。
だからおおらかな人も、ちゃんと細かい人の存在に気づいてあげてほしいなぁ、と思ってしまった今日の昼下がり。
だってきっと、どちらかに偏ってしまっていたら、ほんとに気持ちの悪い世の中になってるんだと思うんですよ。
自分にとってその環境が心地良いのだとしたら、確かに自分の努力の賜物であるというのもそうだけれど、外の性質の違う存在たちにもちゃんと感謝しなければ、ですよね。
これに気付けるか気付けないかで、たぶん今後の状況がまただいぶ違ってくるんだと思います。

ああわたし、やっぱり細かい奴だな、うぜぇ。


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