子宮が痛い
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2021/12/19 Sun 12:00
愛し恨めし※鬼滅以外のジャンル内容含みます(主にゴッカム)。

某作家様のぽんじろうがTwitterで更新されてたー嬉しいぃぃっ!!
今日も今日とてとっても可愛い(≧∀≦)v
洗濯してるところも、沢ガニ捕まえて舌ぺろしてるところも、甲虫食べない人間が沢ガニは食べるんだぁ…と腑に落ちてないところもぜんぶぜんぶ可愛いぞぉぉぉ!!!
はぁ~もう、可愛い…愛しすぎる。。

愛しいと言えば、本当に愛情と憎悪は表裏一体だなぁと感じる今日この頃。←またどうして?
前に、「今更ゴールデンカムイにはまってしまった」と話したと思うんですけど、以前と変わらず杉リパ至上主義ではあるんだけど(あと鯉エノと谷垣ニシパ受)、最近尾リパも最高では?と覚え始めてきちゃって…。
これはもう、完全に尾→→→∞リパなんですね。
恋愛感情ではないかもしれなく、そうなると若干尾→杉も入ってるかもなんだけど、なんか最終、尾形はこれ「アシリパになりたかったんじゃね?」という感じがひたひたと…。
物凄く大きな憧れというか、なんか自己投影したいのかな?っていうかね。
pixivでもとある神作家さんがそういう尾+リパ作品を描いてらっしゃったんだけど、お話に“初恋”の解釈を取り込んでらして、「あー、そうそう、これだこれ」とすごく納得したんですよね。
“初恋とは、人生で初めて他人として深く接した相手との、心の交わし合いのことである。その経験が、その後の人生において大きく関してくるものである。”
ざっくり言うと“初恋”の解釈って↑こういうことなんですけど、尾形って普段度がつくほど飄々としてて、何考えてるかよく分からないくらい澄ましてて嫌味も相当言う奴なんですけど、でもこの人の凄いところはそれでいて凄く素直なところなんですよね。
弱いところってふつう、特に当時の男性だったら尚更周りには隠したくなるものだと思うんですけど…(いや杉元とかには絶対にそういうところ晒さなかったか…。あれでも、杉元にはなんとなくそういうとこ気付かれてたよな…?何あれ、杉元ってエスパーかなんかなの?)。
複雑な出自から「自分は祝福されない赤ん坊だった」、「誕生を祝福されなかった人間は何かが欠けている」と自覚し、「それでもこんな自分でも、祝福される道はあったんじゃないだろうか」という疑問の元、様々な“試し行為”を行うんですよね。その内容がまぁ色々と洒落にならんのですが…。
でもこの時点では、尾形の“初恋”と言える相手とは、たぶん出会ってない。
それがひょんなことでアシリパさんと関わるようになって、その純粋なまでの命に対する潔さ(父親譲りなんだろうねぇこの辺は…泣)、且つそれでいて無用な殺戮行為を良しとしない潔癖さ、そういう“不殺主義”なのに、自分以外の人間(主に帰還兵)に対する、“過去の行い”を責めない、侮蔑もしないという情の深さ。懐の大きさ。誠実さ。
尾形はアシリパさんの存在を、最初は認められなかったんでしょうね。
なんかどこか、自分と似ている何かを彼女に感じてたんだと思うんです。
弓矢の使い手と狙撃手ってやり方はほぼ同じだし、生き物の死生観というものも、たぶんこのふたりは根本が似ている。
でもどこかの分岐点でその行き先がまったく違ってて、それが尾形にとっては寂しくて、憎らしかったのかなぁって。
もしかしたらアシリパさんと、足並みをともにしたかったんじゃないかな…。
それが叶わなければ、本気で自分を殺させる気でいたんじゃない?それは夢見すぎ?でもさぁ、でもさぁぁ…!
だってまだ、尾形が金塊を欲しがる理由って分かってないですよね?
そもそもその金塊ってアイヌ民族のものだし、尾形はアシリパさんと、その金塊を見つけたかったんじゃないかな?それを大義名分にしたかったんじゃ?つまりは金塊=アシリパさんが欲しいのでは??さすがに違うか…違うか~。
そんな綺麗な理由ではさすがにないか…。尾形だもんな…。でもほんとなんで金塊がほしいんだろあの人。。
本誌では、とうとう金塊が見つかったようですね!ということは、そろそろクライマックスってことかぁ…。
でもさ?尾形がとにかく、愛情に飢えてるってことだけは確かな事実なんですよ。これは絶対にそう。
仏教の教えでは、“愛情とは求めるものではなく、与えるもの。欲しい欲しいと願えば願うほど、遠のくものである”という理屈なんですけど、これってなかなか実践するの難しいよねぇ…。
わたし、愛情の与え方って親から最初に教わる人間の大切な過程だって思ってるんですけど、そもそもこの過程をしっかり終えていないと、愛情のなんたるかもよく分からないまま、大人になっちゃうんですよね。
尾形はそういう幼少期だったから、分からないんですよ与え方なんて。
こういう人ってリアルにもいますよね。
間違った与え方されて「欲しい欲しいマン」になっちゃってる人も数多くいるけど、中には本当に分からなくて「あれこうか?どうだ?これで合ってるのかな~うーん、分からん。っていうかまず、見本をくれませんかね?」という人間も実際にいるわけで。
こういう人って、そのやり方が歪んでいても試行錯誤してるんだなっていうのが節々から伝わってくるから、どこか不憫で愛しくもあるんですよね。めちゃくちゃ面倒くさいですけどね…(月島軍曹降臨)
それか、アシリパさんみたいに、杉元のような相棒が欲しいのかも。
かといって欲しいのが杉元ってわけでは絶対にないのだけども(笑)、うーん、でもやっぱりアシリパさんなんじゃないかなー?
だってそうでなければじゃあ、なんであそこで杉元を狙撃する必要があったのか?ってことになるじゃん。
撃つんだったら、そもそも狙撃予定だったのっぺら坊だけで済むじゃん。
土方さんとはまた別の思惑で、アシリパさんから杉元を引き離したかったんじゃないの?
で、自分がその席に収まりたかったんじゃないの?
結果として杉元は死ななかったわけだし、アシリパさんも頑として、尾形を受け入れなかったわけだけどね。。
でもな~。アシリパさんは絶対、尾形にそう言われたら受け入れてくれると思うよ?そういう子じゃん、アシリパさんは…。
尾形が「俺も杉元みたいにお前といっしょにいたい」って言えばさ、アシリパさんは「いいぞ!」って、笑って受け入れてくれるよ絶対…。
絶対自分だけじゃないと嫌なのかな?独り占めしたいんだろうか?
うーん、このへんはやっぱり、極度の愛情不足からくる独占欲なんだろうな~。←だから夢見過ぎだってば。
いや白石も常にそばにいるんだけどね(笑)。たぶんアウトオブ眼中なんでしょうね(笑)。
とにかく杉元が「死んだ」と聞かされて、これまでにないほど落ち込むアシリパさんに、ここぞとばかりに「行こう、アシリパ(ここでちゃっかり名前呼び…!)」と手を差し伸べる尾形に、萌え禿げ散らかした麦子さんなのでした。
「あいつでなくても、今は俺がそばにいてやってるだろ」と言い含める野生原作シーンも、きっとあったんじゃないかと期待しております…!←
尾→→→∞リパ最高…!兄妹感覚でも親子感覚でも全然いい…!杉リパ、尾→→→∞リパは最高…!!

なんかこの相関図どっかで見たことあるな~と思ったら、BANANA FISHのアッシュ×英二←←←∞月龍だ…!!
これはもう完全に月龍のコンプレックス+トラウマ拗らせによるやつだったわけだけども、結局彼はアッシュにも、英二にもなれませんでしたねぇ…。
やっぱりどこか、愛情を与える者でないと齎されない関係性なんでしょうね、アッシュと英二にしろ、杉元とアシリパさんにしろ…。
今更無理だと思うけど(でも月龍はなんとか更生したか)、これからも頑張れ、尾形に月龍。
わたしは君たちのような拗らせた人間が好きだぞ。実際にいたらめんどくせぇことこの上ないけどな!
月島「立場に遺憾しない人間は、そのようにはっきりと物が言えて羨ましい…」
鯉登「月島ァァアン!?」


……この理屈でいくと、うちの煉獄さんと義勇さんは一応幼少期にふんだんに愛情をもらっておいてあれ、あそこまでヤンデレ化するのはちょっと有り得ないんじゃない??
…いやしかし、それを尽く奪われてきた人たちでもあるからな~…。
「あの頃の煌きをもう一度(辺見ちゃん!?いや家永…!?)」っていう歪み方も、あるにはあるのか。
でもほんと、人の歪みには得も言えない魅力があるな…。
そういう人間が、キラキラとした綺麗なものを一心に欲するという図解が堪らんのだよなぁ…。
ほら、綺麗なものってみんな欲しいじゃないですか。でもその欲が頭ひとつぶんくらい抜きん出てるというか…ね。
何が何でも、どんな手を使ってでも、っていう我武者羅さに、惹かれてしまうんだろうなぁ。←こういう麦子もやっぱりどこかおかしいよね。


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