【台湾】屋外のマスク着用義務撤廃 約1年半ぶり、「快適な呼吸を」

11/29(火) 11:31配信
NNA

 台湾衛生福利部(衛生省)中央流行疫情指揮中心は28日、新型コロナウイルス感染症対策として求めているマスク着用の規定を12月1日から緩和し、屋外での着用義務を撤廃すると発表した。域内の感染状況が落ち着きつつあることを受けた措置。指揮中心の王必勝指揮官は、12月1日はマスクの常時着用が義務付けられてから555日目になるとして、「より快適に呼吸をしてほしい」と話した。

 王氏は、域内の新規感染者数の減少が続き、感染状況が既に「社区(コミュニティーや地域の単位)低度流行」の段階に落ち着いたと判断したことから、マスク規定の緩和を決定したと説明。「12月1日はマスクの常時着用を義務付けてから555日目となる。長い間マスクを着用してきたが、今回の規定緩和でより快適に呼吸をしてほしい」と呼びかけた。