「黙食」記述消え、給食時の会話も対策の上で可能と通知

11/29(火) 12:58配信
TBS NEWS DIG Powered by JNN

文部科学省はきょう、学校の給食時の過ごし方について、「適切な対策を行えば会話は可能」だとする通知を都道府県の教育委員会などに出しました。

政府はこれまで、新型コロナ対策の基本的対処方針で「飲食はなるべく少人数で黙食を基本とする」などと明記していましたが、今月25日の変更でこの記述が削除されました。

文部科学省では、政府の方針の変更について全国の教育委員会などに説明するとともに、座席配置の工夫や換気の確保などの対策をとっていれば、給食の時間に児童・生徒などの間で会話を行うことも可能とする通知を出しました。

文部科学省のマニュアルには、これまでも「黙食」という言葉は使われていませんでしたが、通知では改めて、必ずしも「黙食」を求めていないことを伝えたということです。