起きたら雨が降っていた。お昼に地震があったのだが、朝の八時まで執筆していたせいか、起きる力がなかった。幸いにも震度3で、すぐ治まった。
ニュースで三人の子供を公園などに捨てた夫婦が捕まったのをやっていたけど、まだいるみたいですな。子どもを育てられないなら作らなければいいのに。捨てられた子どもたちが将来、自分の生い立ちを知ったとき、ショックだろうなあ。
子どもを産みたくても産めない人が増えてきている世の中で、不幸な子どもたちが増えているというから混沌とした時代である。
昼過ぎにチャンネル銀河で『赤かぶ検事奮闘記(全五回)』をやっていて起きられないので、ちょうど昼直勤務の兄に「来月一日まで録画ボタン押して!」とお願いしている。
これは『赤かぶ』シリーズの第一作で、名優フランキー堺が主演。刑事役に森田健作が出ている。そして、東大出の敏腕弁護士役に沖雅也様が出ているのだ。
飛騨高山が舞台でフランキー堺が「みゃーみゃー」言ってて最初はいろいろ慣れなかった私だったが、二話から沖様が出てきたので一気に集中(笑)。ちょうどこの頃、沖様は『太陽にほえろ!』でスコッチ役をやっている頃だから、私もリアルタイムで観られたかもしれないが、観た記憶がない。
法廷のシーンではフランキー堺と敵同志だが、裁判所から出るとフランキー堺の娘の倍賞千恵子とふざけあったり、なかなか面白い。
弁護士役の沖様は刑事役の沖様とはまた違った演技の仕方で、いろいろ自分でプランを立てて考えられているのがわかってすごい。
どうして死んでしまったのだろうと急に悲しくなってしまった。あのまま生きていたら、二時間ドラマの帝王は彼だったかもしれないし、あのドラマは沖様が主演だったかもしれなかったのに...なんて感傷的になってしまった。
この三十年間、どれだけの人たちが同じように悲しんだかを思うと、沖様に対して悲しんではいけないのである。今の彼は成仏なさって、安らぎの中にいるのだから悲しむと浮かばれなくなるからね。
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この頃、猫たちはブクブクに太って見える。冬げが生え揃ったせいだろう。画像のミニチッチは風邪をひいているようでクシャミをしたり、鼻水を出している。
猫や犬のクシャミを目撃すると縁起が良くいいことがあるから、ありがたいやら可哀相やら......。
ルー・リードが亡くなって懐かしい友だちと長電話した。彼女はニューヨークで彼のイベントをお手伝いしたことがあった。そのイベントでデビッド・ボウイやシンディー・ローパーから日本人ということで良くしていただいたという。
六十年代の終わりから八十年代にかけて、世界は音楽業界が黄金期にあった。ルー・リードもその中にいた。当時のアメリカは世界のあこがれだった。あの豊かなアメリカは何処に消えたのだろう。
たくさんの拍手ありがとうございました
窓から入る秋の日差しが眩しくて目が覚めた。移ろいゆく季節に、時々変化を見つけては、私はもうこんなに月日を過ごしたのだと気づく。
庭は絵の具のように様々な色に染まっている。落ち葉の絨毯をかさかさと音をさせて歩くと、ああまた誕生日が近づいていると現実に引き戻されるのであった(笑)。
仮設住宅を二ヶ所廻ってきた。うち、一ヶ所はお医者様が往診にみえていておじいちゃん・おばあちゃんたちはとても有り難そうな表情。
仮設住宅の集会所で運動のためにトレーニングの先生がやってきたり、みんなのアイディアでお手玉で遊んだり、ゲームをしたりする。とにかく畑も海もないところにじっとして暮らすことは住民にとって退屈以外何ものではない。
私はみかんを食べながら話相手になり、じっちばっぱの昔の話や家族のことをたっぷり聞いて、一緒に笑ったり泣いたりしているとすぐ外は暗くなってしまう。
亡くなった両親も高齢だったが、両親よりも年上のお年寄りが大勢いるので、必ず戦争体験話が絡んでくる。ここに書いたら、読んでくださっている方々がご飯が喉を通らなくなりそうだから書かないが、とても残酷なお話が多くてびっくりする。そんな体験をして、またこの震災でつらい思いをなさっているのだから人生とは本当に不思議である。
ヴェルベット・アンダーグラウンドのルー・リードが亡くなったらしい。いやーびっくりした。彼に影響を受けた人を何人も知っているし、彼の世界観はまさにアーティスト。一時代を築いた天才のお一人だと思う。R.I.P.
Velvet Underground &nico - Femme Fatale
www.youtube.com
こんな美しい曲を書いたルー・リードは素晴らしかった。
久しぶりによく晴れた。しばらく晴れの日が続くらしいから嬉しい。
そろそろ霜が降りる頃。私が寝る頃がいちばん寒い時間帯だ。
低気圧に台風、地震と来たので首が痛くてしょうがない。この痛みは実をいうと、二十代に首つりした後遺症である。三十を過ぎるまで「いじめはたくさん」に始まり、「明日○○が出来なかったら死のう」「自分はなぜ生まれてきた?自分はなんで生きてるのか?生きていても仕方がない」だとか、追いつめて過ごしていた。
二十歳の頃、長姉に知的障害者だらけの授産施設へ勝手に入れられて、大量に精神安定剤を飲んだけどすぐ吐いてしまい失敗した。それから数年の間は肝臓が悪くて地獄だった。
失敗したのは生きたいという未練があったのだろう。沖さんみたいに確実に死ねる方法を選ばなかったのだから。
今となっては愚か者の自分に呆れるが、生と死を真剣に向かい合ったことで自分自身が何者かがわかった気がする。
人間、迷いや焦りの中で学習して生きていく。抗うつ剤の副作用でパンパンに膨れあがった顔で姪の結婚式に参列したり、何度も自殺行為をしたことは私にとって恥ではあるが、何故か後悔していない。そのことが根っこになって今があるのだから。
ネットでもリアルでもすぐ「死にたい」という人がいるけど、言えるだけ本気ではないのだとわかる。自殺を成功した人は黙って逝っていく。そういう風にできている。
人に弱音を吐くのは結構だが、言葉は言霊。口に出すだけでネガティブになる。死にたいくらいなら、柵(しがらみ)を取り払い手放す勇気もあるのではないだろうか。
こんな私でも今はとっても幸せ。嫌なこともたくさんあるけど、それを跳ね除けるくらいのパワーがある。ただ残念なことに、あまり生きている時間はないらしく、残りのロスタイムがいつまであるのか…。それまで精一杯生きてみたいと思っている。
たくさんの拍手ありがとうございました(*´▽`)ノノ
台風が上陸せずに行ってくれてよかった。地震もあったし、どうかしてるぜ、地球さんよ。
朝、イーサンと長電話してしまい、八時に寝たら夕方の五時前に起きた(笑)。
夢の中で天国らしき場所にいたので、オキマサを探しに歩いたらお花畑と盆栽があるおうちがあったので「沖さん居ますか?」と言ってみたら「うん?....時間切れだからまたいらっしゃい」と沖さんの声が聞こえた。居たんだ!!時間切れとは残念だ。せめてお姿を見たかったよ!でもまたいらっしゃいって言ってくれた
(笑)。
その時、布団が体に張り付いて寝苦しくなり、一旦目が覚めてしまった。時間切れとはそういう意味だったのだな。再度寝たら、夢らしい夢で、あっちの世界ではなかった。
とりあえず、次に沖さんに会うことを考えて、ちゃんとおパンツとパジャマは着て寝よう(笑)。(沖雅也さんに聞いてみたいことがあったらコメント欄に書いてね)
時代劇専門チャンネルで沖雅也主演の『江戸の波濤』(79年)を観たのだが、真面目な青年のお侍の役だった。清廉潔白な主人公にものすごく好感が持てた。
江戸でもそれと知られる花街・ 深川冬木町で左官職人の卯之吉が殺された。さっそく探索に乗り出した若い与力・花房律之助 (沖雅也)は、卯之吉の幼馴染のお絹(いしだあゆみ)が番屋へ自首してきたことを知り駆けつける。だが、若く美しい彼女はとても人殺しをするようには 思えなかった。やがて探索を進める内に、お絹の自白と、町人たちから聞き込んだ話が食い違っていることを知る。
コピペだけど、こんなストーリー。原作は 山本周五郎の『しじみ河岸』。山本周五郎はイーサンの愛読書の一つだから今度貸してもらおう。オキマサのおかげで見向きもしなかった時代劇専門チャンネルを観るようになってしまった。時代劇は現代劇とはまた違う声、所作を観せてくれる沖さん。生きていたら『大岡越前』とかやってたのだろうか。
来月はBSフジで『大奥’83』が始まる。これは本当に亡くなる直前に撮ったものだそうで、何だか観るのも複雑だな。あたしゃ観るけどさ(笑)。
たくさんの拍手ありがとうございました
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