逢魔時奇譚【29話(56)】
「神堂妹〜。横田さんから教わらなかったのか〜?公平に試合をする為、トーナメント戦中に交戦部隊以外のエクソシストが他部隊のエクソシストへ助言する事は厳〜禁☆バレたら助言した部隊は即失か〜くだぞ〜?」
「マジかよ?!モゴッ?!」
冷や汗ダラダラな横田は天音の口を両手で慌てて塞ぐ。
「あばばば〜〜!ごめんよ邑楽君!?もうさせないから今のは見逃してやってくれない?!」
「フムフム〜。じゃあこうしよう!」
「何なに!?何でもするよ!掃除に洗濯炊事任せてよ!」
「神堂妹には"邑楽隊長頑張れ〜"って邑楽隊を応援してもらおう!そうすれば今の助言は聞かなかった事にしてやるぞ〜い。因みに!邑楽隊が勝った暁には応援のお礼として有名パティシエスイーツを奢ってやろう〜☆」
「っしゃあーー!!邑楽隊ファイトーー!邑楽隊長頑張れぇえーー!!兄貴なんてボッコボコのギッタンギッタンにしてやれー!!」
「ポンコツてめぇ後で覚えてろよ!!」
物に釣られ、目をキラキラ輝かせてあっさり寝返る天音だった。
「つーかさっきからベラベラベラベラと…」
「んん〜?」