:: 蛇のひと
話題:西島秀俊
映画だと思って借りたらドラマだった。途中、なんか2時間ドラマな展開だなあと思ったら、案の定。でも、面白かったのでよしとします。
部長が自殺、課長が失踪。部下が課長を探しに色んなひとから話を聞きに行くのだけど、なんか変。……みたいな、はなし。ちょっとわたしのあらすじだと伝わりにくいかな。
課長の今西さん役を西島秀俊さんが演じているのですが、関西弁が非常にかわゆくてたまりません。(笑)「よる、口笛吹くと蛇出るでー」ってもうっ!
今西さんの何考えてるか分からない感じがより一層謎を深めていて良かった。中盤まで気持ち悪い話だなあ、と思っていましたがそこからすごく面白くて。最後、後味悪いかと身構えてたらそうでもなくて。個人的には良かった、ってゆう安堵感が残った。今西さんの過去がなんだかとても哀しくて、あの寂しそうな笑顔が苦しい。
今西さんのラストシーンはとてもすきで、あれで今西さんも救われていたらいいな、と。
よくできてるドラマでした。途中、大好きなムロツヨシが出てくるのだけど、やっぱり笑ってしまう。ようやく普通の役だった。(笑)いつもインチキくさいセールスマンとか陰湿ないじめをするとかぶさいくな彼女がいるとか、そんな役ばっかりだから。
「蛇のひと」。観たら何故このタイトルなのかが分かります。
0
△▽ ×