北朝鮮のミサイル発射を想定し、中四国9県で先週行われた警報システム「Jアラート」の訓練で、8つの自治体で支障があったことがわかった。
18日、中国・四国の9県を対象に行われた「Jアラート」の訓練で、総務省消防庁は、「住民に情報伝達ができなかった」2つの県と6市町村を公表した。
岡山・島根の両県庁では、配信システムの設定ミスにより、メールの「文字化け」が起きたほか、広島・尾道市では、メールが送れなかった。
また、高知市など5市町村では、関連機器の不具合や設定ミスにより、機材が起動しなかったり、警告音声が流れないなどのトラブルがあった。