スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

MOGAMI2534でシールド自作 その1〜材料編〜

体は弦で出来ていた―――


Unlimited String Works

『無限の弦製』






さて、前回の予告通り始まりました新カテゴリ。いや、もはや固有結界とでも言うべきか。

前回もいった通り、TYPE-MOONから苦情来たらやめます。それまでは意地でも続けます。

元ネタわからん人はFate/Stay Nightやるか見るかしてね。





さて、記念すべき第一弾企画は、


MOGAMI2534によるシールドの自作


でございます!

ギター用としてはフラットな音質で高い評価を受けている4芯マイク・ラインケーブルMOGAMI2534を利用し、シールドおよびパッチケーブルをちょっとマニアックにセミバランス配線で自作していきます!

前回の記事で『みんなも一緒に作ってみよう!』みたいな事書きましたが、

いかんせんケーブルから配線からマニアックなんでベルデンとか有名どころで自作したい方は各自ググりたまえ。

つーわけでスタート!




さて、第一回では使用する各種材料を紹介していきます。

ですが、その前に一点。

このシリーズでは、

楽器〜アンプ間などに使う長いケーブルを『シールド』

エフェクター間の接続に使う短いケーブルを『パッチ』


とそれぞれ呼称します。







MOGAMI NEGLEX 2534 microphone cable


楽器用ケーブルにおいて最も音に関わってくる部分は、もちろん言うまでもなくプラグでもハンダでもなくケーブルそのものです。

今回は、MOGAMI製の4芯マイク・ラインケーブルである2534をチョイス。

『フラットな音質』や『癖がない』、『広い帯域』などなどと言われており、ネットで調べてもなかなか多くの情報が手に入る隠れた定番です。

オーディオ分野だけでなくギタリスト、ベーシストにも広く使われている機種のわりに楽器用シールドとしてパッケージで売ってるのは見かけません。なぜでしょうね?

一般的な楽器用ケーブルよりは若干細くて柔らかいため、取り回し易そうです。

また、音とは関係ありませんが色のバリエーションが多いのも魅力ですね。

今回は『赤』を10m購入。

4mのシールド2本とパッチ5本を作成します。




オヤイデ電気 SS-47


オヤイデ電気製のオーディオ用ハンダです。メーカーの謳い文句は『個性の排除』。徹底的にフラットな音を目指したそうです。

楽器用のハンダと言うと多くの方が『Kester44』を使うかと思いますが、人と一緒は面白くないんでこれをチョイス^^

また、音質的にもフラットだとか高音が鋭いだとか言われていて、それも選んだポイントです。

さらに、作業性もよいとか。初心者にはもってこいですね。

今回は50gのロールを購入。





左から、CLASSIC PRO P12R、同P12、Switchcraft 226、同280


プラグは2社4種を購入しました。

頻繁に抜き差しし、ぶん投げたり叩きつけたり非常時には武器として使ったりと過酷な運用が予想されるシールドには信頼性の高さで有名なSwitchcraft製を、

基本的に抜き差しはせず、数が必要となるパッチには1個80円という低価格ながら実用十分な品質でコストパフォーマンスに定評のあるCLASSIC PRO製を、

それぞれチョイス。

ちなみにCLASSIC PROは格安楽器店サウンドハウスの自社ブランドです。


せっかくなので、二社のプラグを比較してみましょう。



パッと見の外見が似ている両者。違いが分かりやすい部分はCLASSIC PROがプラグ先端に金メッキしてるところでしょうか。

特にストレートの方なんか刻印なかったら見分けつきませんが、色はSwitchcraftが鈍くCLASSIC PROは光沢がありますね。

外見こそ似ているものの、持った感じではSwitchcraftの方が重量もあり頑丈そうです。

カバーとスリーブを外してプラグの中身を見てみると、これまたSwitchcraftの方が手の込んだ作り。素材的にもSwitchcraftの方が固いです。

あと、透明のスリーブがSwitchcraftはカバーとぴったり、CLASSIC PROだとプラグ本体とぴったりという違いがありました。

他にも違いを挙げるとすると、L型の梱包の違いですね。CLASSIC PROは組み込んだ状態で梱包されていますが、Switchcraftはカバーとスリーブがバラされて入っています。

SwitchcraftのL型はケーブルを固定するツメが開いた状態で梱包されているため、このままでは組み込むことができないのでこの梱包なんですね。

ちなみにストレート型はSwitchcraftも組み込んだ状態で売ってます。こちらもツメは開いてますが、ツメそのものが短いんで組めるみたいですね。


こんな感じで、やっぱSwitchcraftの方が高いだけあって作りはいいです。

でも、Switchcraftも仕上げは雑ですね以外と。





というわけで材料を揃えてみました。

強いて言えば、後は熱収縮チューブとか使ってますね。

次回からは、いよいよ作っていきますよ!

ノシ

前の記事へ 次の記事へ