 | 絵の中の世界 〜自分の思い次第で、そこが中か外かは入れ換わるかも〜 |
2010/08/17
話題:二次元の世界に行きたい？
いや、行きたくはないね。
二次元に行きたい、って言ってる人見かけるけど、絵の中の世界に入るというと『ドラえもん のび太のドラビアンナイト』という映画や、『スーパーマリオ64』というゲームを思い出すなぁ。
出たり入ったり出来る絵について、創作用に色々想像とメモをしてみる。
◆絵の中に入って、自分の意思を持つ事や行動する事は可能なのか？
入った瞬間、もしくは徐々に絵の世界に組み込まれてゆき、自我を持つ事が出来なくなるなんて展開になったら、ある意味幸福かもしれないけど、個人的にはホラーな展開。
意思や行動の自由があっても、現実世界のように人間関係とかその世界の法則に逆らう事が出来なきゃ、大してスペックは変わらないよね。
異世界に来ると、異世界の人間特有の特別な力が発動したり、中の人間のほうが外の人間より弱かったり強かったり、っていう展開はありがちだけど。
常識が違うと出てくる発想も違うから、そのズレが物語を進めてく動力源になるのも、異世界モノではよくあるね。
あと願望は反映されるのか？
空飛びたい！とか魔法使いたい！と思ったら、例えその世界に空飛ぶ力や魔法が無かったとしても、空飛べたり魔法使えたりするのかなって。
それが可能ならかなり超人化出来るな。
◆自由に出入りは可能なのか？
どちらか一本通行だったら覚悟いるよなぁ。
回数に制限があるってのもね。
無制限だったら、けっこう気楽に行けそう。
でも中で死んじゃったり監禁されたら、自動で帰されるとか、自分の意思ですぐ出られるとか、チートな能力ない限り危ないけれど。
◆逆に絵の中の絵の中の者･物がこっちにくるのは可能なのか？
絵の中の美少女が現実に！みたいな萌え系の漫画とかすでにありそうだけれど、化け物とか、なんかヤバそうなのがこっちに来ちゃったらパニックになりそうだね。
またそれが有りだとして、絵の中のものが外に来て本物のように実体化するのか、それともペラペラだったり、やたら小さかったり大きかったり。
あ、でもそれを言ったら、外の人が中に行った時、なんか妙に画風が違うとかもあり得るか。
◆外の人間と絵の中の人間が入れ替わるスイッチ式で出入りが可能な場合
戻りたいのに相手が戻る事を拒否して、何らかのアクション取ったら大変だね。
外の人が描き加えられた絵から、助けを求める叫びが聞こえたり、時間が経つとやつれたり老化したり、目がギョロギョロしたりしたら、完全にホラー。
そうなると相手を今自分がいる世界からの行動で、なんとか潰そうとしたりしそうだし。
定期的に入れ替わるにしろ、定住するにしろ円満解決がいいね。
◆外から侵入者が来ると、中の世界に影響はあるのか？また、外から見た絵には影響があるのか？
例えば中の人と仲良くなって、その人の人格に影響を与えていくとか。
前は無かったその侵入者の姿が、絵に描かれているとか。
中でモノをずらすと、絵にも反映されるのかとか。
あ、逆に中のものが外に行くと、そこが余白になるのかとか。
入って中の世界に干渉出来るほうが、展開的には面白いかな。
色々話したり、行動したり出来るし。
外から絵を描いて、また中に行ったらそれが反映されてるって場合も、かなりチートだからやりたい放題出来るね。
その設定だと、中の人間が外から世界を都合良く変えようとする展開とかも作れるかな？
逆に干渉出来ずに、外にいた時よりは近い傍観者になるか。
それはそれで覗き見みたいな感じでいいかも？
時が止まったようにすべて動かないのか、動いているけど透明人間扱いなのかも、けっこう大事だよね。
止まった世界で唯一動ける存在だとか、誰も自分に気付かないってのも面白いし、一部の中の人だけ侵入者の存在に気付くってのも、霊感ある人間と幽霊が出てくる話みたいで面白いかも。
そういや絵に取り憑いた幽霊の怪談とかよくあるけど、これも侵入者になるのか？やっぱり。
◆絵の中の住人は、この世界が紙とインクである事を知っているのか？
知ってるけど出られないとかだったら、外から来た人間に『絵を描き変えてもらおう！』とか『描き変えられたり、燃やされたら大変だ！殺してしまおう！』みたいな展開あり得るよね。
逆に知ってて外にも出られるから、描き変えてしまおう！とか、こんな世界燃えればいいんだ！と燃やそうとするとか。
みんなまったく知らない場合、その世界の人間として過ごすのも可能だし、事実を言って変人扱いされたり、新興宗教みたいになったりってのもありそう。
あとは過去にも異邦人がやってきたという伝説がある……お前もそうなのか？
みたいな感じで過去の事例がある場合、噂や伝説化されてる場合もあるね(時間が流れてるorループしてる＆その概念がある場合、もしくは絵にすでに伝説が描かれてる)
◆時間の概念･老化や死はあるのか？
基本的に絵は動かないから、それに忠実に考えると、何も動かず時間も経たず、老化もしなさそうなんだけど…
外から見ても動く魔法の絵や、本やアニメーションというものもあるからなぁ。
もし時間の概念があったら、子供の頃に行って爺さんになった頃にまた行ったら、少年時代の自分が伝説になってたとか出来そう。
あるいは爺さんの孫が行ったら、子供時代の爺さんが伝説になってたとか。
◆絵の中の、絵の中の…
絵の中にその絵と同じ絵があって、その絵にも…
みたいなドロステ効果利用した絵ってあるけど…
絵の中で更に絵の世界に入っていく能力が使えたら完全に無限ループ。
絵の中の世界で、更に自分で絵を書いてその中に入るみたいなのも怖い。
現実に絶望した人間が、絵の世界でも絶望して、絵の中の世界にある絵の世界に、更に逃避していくとかみたいな。
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