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特撮科学考証

と言えば柳田理科雄さんの著者「空想科学読本」シリーズが有名ですが、もう1つのシリーズがあったのは余り知られてません。

それが漫画家、長谷川裕一さんの書かれた「すごい科学で守ります!」シリーズ全3巻です。

最近だとガンダムAでクロスボーンガンダムシリーズを連載している長谷川さんは特撮も非常にお好きな方で、この本も長谷川さんの特撮愛に溢れた考証本となっております。

ただし…考証されているのは「現代科学」に照らしているのではなく「SF科学」を考証する。つまり、特撮の中の科学を考証する本です。
平たく言えば妄想(笑)
でも読めば「あ、そうかも!?」と頷ける作品なのです。
面白いことに1作目が出版されたのは1998年。当時は戦隊シリーズは1作ごとに切り替わり繋がりは無いものとされていました。(VSシリーズやイベント集合は除きます)

しかし、長谷川さんはこの本の中で戦隊シリーズは全て続いた世界のストーリーで、各戦隊ごとの技術も後々に継承されているとされています。
中には技術など関係ない超自然の力が働いた戦隊も少なくないですが、それでも戦隊のバックアップには統一された組織が就いている…。など中々に興味深いです。
実際に戦隊全てが繋がるのはゴーカイジャーからですが、それよりはるか前に妄想で戦隊世界をまとめていた長谷川さんの発想力は素晴らしいものがあります。
その後もライダー、メタルヒーローなども交えて書かれていますが、これも昨今の「スーパーヒーロー大戦」シリーズで実現化していますので先見性があったと言うべきか…。
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