「いつまで続くのかしらね…」
「さぁねぇ?ケリが着くまでまだまだ時間かかりそうだし、僕らは僕らで」
「ノーよ」
にべも無く断られるグリーンのスーツを着た男と、黒いライダースジャケットを纏った美女。
2人の前で繰り広げられているのは、華麗な舞のようにすら見える闘いだった。
片やグリーンの人民服のようなコスチュームにアイマスクを着けた青年。
片や未だ少年の面差しを残した鋭い眼光の青年。
お互いに出し惜しみすることなく技を繰り出し激突する。
事の起こりは偶然だった。インターポール捜査官として証拠を探っていた流星とインガは遂に最終段階となり逮捕のタイミングを待つだけとなっていた。
そこへ望まぬ乱入者が現れた。その街で噂になっていた自警屋…グリーンホーネットがしゃしゃり出てきたのだ!
仕方なく突入した流星達だったが、まさに蜂の巣をつついたかのような状況。暴れまわる二匹のスズメバチのせいで惨憺たる有り様。
何とかターゲットの確保には成功するものの流星の怒りは収まらず、ホーネットの相棒カトーとの一騎討ちとなったのだ。
「ホゥー…ワチャー!」
「フッ!…ハイィィー!」
互角に見える闘いも少しずつ差が現れ始めていた。
流星の息が上がり始めているのに対してカトーは涼しい顔をしている。
「ハァ…クソ…舐めた真似を…」
「フン…お前も奥の手を隠してるだろ?出せよ…そしたら本気でやってやる」
「お望みならな!」
そう言うと流星は腰にメテオドライバーを巻く。
「ちょっと流星!?」
「黙れ!…行くぞ…変身!!」
青い光に包まれ流星は仮面ライダーメテオへと姿を変える。
「おおっと!?カトー?ヒーロー様の登場だ。不味くないか〜?」
「問題無い。これなら本気でいけるさ」
流星同様にカトーの雰囲気も変わる。
「あーあ…あーなったカトーは怖いからねぇ…。今の内に降参を薦めるけど?」
ニヤニヤ笑いながら、しかしアイマスクの奥の目だけは本気で心配している顔を見てインガは薄ら寒くなる。
しかし
「行くぞォォ!!」
もはや止められない。
1日30分は歩けと言われてますが、なかなか大変です。
意識的に継続して歩くって難しい…(^_^;)
仕方ないからイオンとか行ってウロウロしてますが、なんか腕の傷跡が気になって、左手はあんまり振らないように歩いてる。
今が一番ピリピリするってか…なんか皮膚が引っ張られる感じ。
気にしてたらダメなんだけど気になる気になる。
さて…少し休んだら、また出かけるか。